もうすぐ青信号と思ったら「赤で“←↑→”」だった ナゼ? ちょっとしたら青に

赤信号から青に変わるタイミングで、青ではなく赤のまま「←↑→」の矢印信号が点灯する交差点があります。現地の状況から、その“意味”が見えてきました。

すぐ青にせずに「←↑→」 なぜ?

 東京都内をドライブ中、ある交差点で信号待ち。もうすぐ青になる…と思ったら、表示されたのは「←」「↑」「→」と全方向の矢印信号でした。この時、3色の信号は赤のままでしたが、しばらくすると矢印信号が消えて青信号が点灯。いったい、どのような意味があるのでしょうか。

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保谷新道交差点。交差点の1面は、全方向の矢印信号が表示される(乗りものニュース編集部撮影)。

 3方向の矢印信号が表示されたのは、西東京市内の「保谷新道」交差点。幹線道路である新青梅街道に、道幅の狭い都道「保谷新道」が交わっています。この保谷新道は一部歩道もない、昔ながらの道幅の都道ですが、バス通りでもあり交通量は比較的多いです。

 矢印信号は交差点の4面のうち1面、保谷新道の保谷駅方面から田無駅方面の方向のみに設置されています。保谷新道は時差式信号となっており、矢印信号のある方には、時差式信号の「先発」を示す表示も。つまり、この「先発」のあいだ矢印信号が全方向表示され、対向も青になると、矢印信号が消え通常の青信号に変わるのです。

 それならば、最初から青信号だけでもよさそうに思えますが、あえて矢印信号を全方向表示するメリットもわかる気がしました。

【あーこりゃ必要だわ】全方向矢印が出る交差点(写真で見る)

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コメント

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7件のコメント

  1. 最寄り駅前がこの信号です
    そういえばこの時点では対向車は赤で止まってますね
    でもこの信号の意味を知らないと右折は少し躊躇してしまうかも
    これから免許を取る人は教習所で勉強してそうですけど段々とこのような信号に変わってると意味が理解してない人がほとんどです
    私も意味は理解してませんでした

  2. 自分が済む地域で片側1車線で右折レーンも無い交差点が2つ連続していて、どちらも殆どが右折車という渋滞箇所がありました。
    警察が行なったのは、①A②Bの交差点で右折が多い向きをそれぞれ別に青にして流す。直進はABともに詰まらないようにする。③それ以外を青にする。という感じで3段階時差にしていますね。
    それぞれの待ち時間は僅かに長くはなりましたが、右折車のせいで直進できないという渋滞そのものはあっさりと解決。毎朝のイライラが無くなりました。なぜもっと早くやってくれなかったのかと。

  3. 全国的には、対向車線側を赤にする場合、こちら側は全方向の矢印信号を点灯する制御が一般的ですが、北海道函館市においては、矢印信号ではなく普通に青信号の延長で対応する制御が一般的だと思います。
    特に対向車線を先に赤にする制御の場合、対向車が停まるまで右折躊躇するので、2、3台しか右折できなかったりするので、矢印信号を点灯する制御に変えてほしい。

  4. こんな教習所で習う、車を運転してるなら当然知ってなきゃいけないレベルの話題を記事にする、しかもいちいちページを分けて

  5. 青矢印は点灯するが、青信号は点灯しない交差点がある。尼崎市の久々知交差点とか、大津市の鳥居川交差点とか。

  6. 取得から2年経ちそれなりに勉強して卒業した自負はありますが分かりませんでした
    特殊ケースは正直覚えきらないし意図までは指導要領に入ってないと思います

  7. 時差式信号機を矢印信号機に改修することもよく行われますが、じゃあ何で最初からそうしなかったんだと思うところです。