首都高の詰まる出入口「与野」移設へ 北への延伸工事で“未完のJCT”大変貌 新大宮バイパスも変わる
付け替え後はどんな姿に? トラップ解消なるか
現在の与野出口は本線の右側から分岐しますが、これを左分岐に変更。新大宮バイパス本線の右側(中央分離帯側)にとりつく線形になると見られます。
与野入口については、新大宮バイパス上り線から分岐し、広大な空き地となっている箇所にループ状のランプを建設。S2からS5を結ぶ高架ランプの途中に接続する形になる模様です。
ちなみに現在、与野出口付近の地上にはちょっとした“トラップ”があります。新大宮バイパス下り線から新都心方面への右折レーンを進むと、途中で与野出口が合流し、その先の信号で「直進/右折/右折」の並びになります。ここをよく通るという20代男性は次のように話します。
「時間帯によっては、右折レーンに入って与野出口が合流してくる箇所も詰まるし、慣れないと、右折しようと思ったのに信号のところで直進車線に入ってしまい、新大宮バイパスに戻っちゃうんですよ。信号のところの右折車線も容量が足りていない感じです」
与野出口の合流位置が変更になれば、この“トラップ”も解消されるかもしれませんが、首都高速道路は「出入口付け替え後の交通運用などについて関係機関と協議中です」としています。
「現時点で(与野出入口の付け替えについて)具体的に完成予定時期を申し上げることはできませんが、早期完成を目指して事業を進めてまいります」(首都高速道路)
【了】
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