中国軍の新型機? 航空自衛隊が太平洋上で緊急対応した情報収集機の正体「従来と異なるタイプ」
防衛省が従来と異なるタイプと発表。
Y-9DZではないかと海外メディアが報じる
防衛省の統合幕僚監部は2023年6月8日、同日午前に中国軍のY-9情報収集機1機が太平洋の上空を飛行していたため、戦闘機を緊急発進させ対応したと発表しました。
統合幕僚監部は、確認されたY-9は従来の情報収集機とはタイプが異なると発表しており、この機体を確認したのは今回が初であるとしています。
この初確認された機体に関しては、中国人民解放空軍が開発し2017年に初めて確認された、Y-9DZではないかと海外の複数のメディアでは報じられています。同機は2019年、正式に就役が発表された機体で、電子監視、信号情報、画像情報など、多様な観測タスクを実行するため、最先端のセンサーと通信システムを備えるとされています。
機体的な特徴としては、機体後部の左右に大きな長方形のアンテナを2本ずつ備え、垂直尾翼上部には楕円形のアンテナが配置されています。
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