2024年の陸上自衛隊「降下訓練始め」世界9か国の一大合同演習に ドイツにオランダ、インドも来るか!?

年始に世界中のエリート兵士が千葉県・船橋に集結!

インターネット動画のライブ配信も予定

 例年1月に、千葉県船橋市の陸上自衛隊 習志野演習場で実施される「降下訓練始め」は、我が国唯一の落下傘部隊である第1空挺団を中心に、戦車や各種ヘリコプター、航空自衛隊の輸送機まで飛来する大規模な年頭行事です。

 2024年は、1月7日(日)に実施予定ですが、防衛省が11月末に発表した資料によると、世界各国のパラシュート部隊に参加を打診していることがわかりました。

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2023年1月8日に行われた令和5年降下訓練始めで、航空自衛隊のC-130H輸送機から飛び出すイギリス陸軍の落下傘降下兵(乗りものニュース編集部撮影)。

「参加部隊等」の項を見ると、日側(我が国)のところには陸上自衛隊第1空挺団、第1ヘリコプター団等と記されています。またその後ろにはカッコ書きで「航空自衛隊からも航空機機が参加予定」と一文が添えられています。

 その下にある「そのほか」という文言の後ろには「米軍、豪軍、英軍、加軍、仏軍、独軍、蘭軍、印軍等について参加を調整中」と明記されています。

 前回、すなわち2023年1月に行われた「令和5年 降下訓練始め」では、史上初めてイギリス軍とオーストラリア軍が参加し、日米英豪の多国籍訓練という体でした。

 次回、2024年1月に実施予定の「令和6年 降下訓練始め」は、そこにさらにカナダ、フランス、ドイツ、オランダ、インドが加わり、9か国による合同訓練となる模様です。

 なお、防衛省では本行事の様子について、インターネットを用いた動画のライブ配信を行う予定だとしています。

【了】

【もう見られない74式戦車も】米英軍の兵士も参加 2023年の降下訓練始めをイッキ見(写真)

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