見たことない!「空飛ぶレーダー」大型機に異例のサメの歯塗装「日本の失態」で誕生した空自AWACS部隊の“覚悟”

航空自衛隊の飛行警戒管制部隊が創設40周年記念式典を挙行。部隊発足のきっかけは、半世紀ほど前に起きたソ連戦闘機の北海道侵入だったそうです。式典を取材して、この40年で大きくなった部隊能力を見ることができました。

より高性能なE-767導入で能力が大幅アップ!

 早期警戒機の重要性を認識した航空自衛隊は、E-2Cの配備完了後により高性能な機体の追加導入を検討します。その結果、1998年から導入されたのが現在の浜松基地に配備されているE-767です。

 E-767は、ボーイング社製の旅客機B767-200ERをベースに、米国製E-3「セントリー」早期警戒管制機のシステムを移植して開発された機体です。E-2Cと比べて機体サイズが大きくなったことから、飛行能力や搭載機器の性能などが大きく向上しています。たとえば、機上管制官が使う状況表示コンソールはE-2Cの3台に対して、E-767は14台も搭載。乗員数もE-2Cの4倍にあたる20名にもなり、より多くの任務を単独で行えます。

Large 20231226 01
記念式典後に行われた隊員・OB・関係者による記念写真撮影(布留川 司撮影)。

 また、E-2CおよびE-767の任務はレーダーを使った上空からの警戒監視だけではありません。入手した情報を元にして、乗務する機上管制官が味方戦闘機の戦いを管制することも可能です。

 現代の航空戦は、複数の戦闘機やその支援機が連携して戦う組織的な集団戦であり、E-2CやE-767は戦場全体の状況を把握することで、全体を見渡す俯瞰的な視点から味方の戦いを支援します。つまり、E-2CやE-767のような機体がサポートに付けば、その支援下にある味方の戦闘機は、単独で戦う場合と比べてより効率的よく勝ちにいけるようになるのです。

 言うならば、E-2CやE-767がいると、その戦闘機が持つ能力を何倍にも高めることが可能になるということです。

【記念ロゴ見っけ!】今しか見られない? これが40周年の記念マークです(写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  2. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. 東京のベッドタウンにできた「道の駅」ウワサ通りの大盛況! 海ないのに「海産物がうまい!」…それこそが人気の秘訣?
  5. 北朝鮮 進水式で“派手に横転し”金総書記を激怒させた「新型艦」爆速で修理を行い海上試験開始!
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  3. ロシア海軍のステルス艦が「大炎上」 ウクライナの攻撃で撃破される瞬間を捉えた映像が公開
  4. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  5. 空母化進む「最大の護衛艦」がフェリーと並んだ! 大きさの違いが際立つショットを海自が公開