新東名が近くなる! 伊勢原大山IC直結の神奈川県道が延伸 「第3の東名」で将来さらに大変貌?

神奈川県道603号上粕屋厚木線の石倉橋交差点~分れ道交差点間がつながります。

東側の残り0.7kmが開通

 神奈川県は2024年3月11日、新東名高速の伊勢原大山ICに接続する県道603号上粕屋厚木線が、25日に全線開通すると発表しました。

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県道603号上粕屋厚木線の工事区間の現況。2024年1月撮影(画像:神奈川県)。

 県は、現道とは別に、伊勢原市上粕屋の石倉橋交差点から、同市西富岡の分れ道交差点までを結ぶ延長1.9kmの4車線バイパスを2002年度から整備しています。これまでに、石倉橋交差点から日向薬師入口交差点までの西側1.2kmが開通しています。

 そして今回新たに開通するのは、日向薬師入口交差点から分れ道交差点までの東側0.7kmです。

 これにより、宮ヶ瀬湖や清川村、七沢温泉、厚木市などから伊勢原大山ICまでのアクセス性が向上します。

 なお、伊勢原大山ICは、新東名に加え、将来は国道246号のバイパス「厚木秦野道路」と接続する計画もあります。

 厚木秦野道路は、東名・新東名に続く3本目の高規格道路として、厚木市から秦野市までの延長29.1kmを結びます。

 圏央道の圏央厚木ICを起点とし、途中の伊勢原北IC(仮称)で新東名の伊勢原大山ICと、秦野中井ICで東名と、終点の秦野西IC(仮称)で新東名の新秦野ICにそれぞれ接続する計画です。

 この道路も開通すると、伊勢原大山IC周辺は飛躍的な利便性の向上が見込まれます。

※一部修正しました(3/18 12:45)

【了】

【地図】今回の開通区間と「厚木秦野道路」計画ルートを地図で見る

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