まだ「UFO信号機」絶滅していなかった!? 西日本に現役有り! 宮城でも見られるってホント?

交差点の中央に吊り下げられる形で設置される、通称「UFO信号機」。宮城県仙台市のものが撤去された際に各種メディアで報じられましたが、実はあれが最後ではありません。全国にはまだ複数が現役で残っています。

UFO信号機が現役な場所って?

 2024年7月末、「UFO信号機(もしくはUFO型信号機)」と呼ばれる交通信号機が姿を消したというニュースが各メディアで流れました。宮城県仙台市に最後まで残っていたものが、老朽化のために撤去されたそうで、その引退を惜しんで全国からファンが撮影に訪れていたというものです。

 ところが、このUFO信号機、実は現役で活躍している場所がまだあります。しかも複数。いったい、どこに行けば見られるのでしょうか。

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広島県江田島市に残るUFO信号機(柘植優介撮影)。

 一般的に信号機というと、交差点の隅に立つ柱から伸びたアームの先端に、赤、黄、青の3色の灯器がワンセットで一列に並んだものでしょう。おおむね、支柱1本につき1基ずつ、もしくは両面2基の形で設置されているものがほとんどです。

 しかし、前出のUFO信号機は、1本の柱から伸びた長いアームで交差点の中央に吊り下げられる形状です。なぜこのような形状をしているのかというと、交差点の隅に信号機用の支柱を立てるスペースがなく、加えて地下に排水溝やガス管、水道管など多くの埋設物があるため。こうした細街路に設置できる新型信号機として登場したのです。

【いまも光り続ける歩車一体型】これが宮城県内で現役のUFO信号機です(写真)

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