名古屋の「環状2号」整備どこまで進んだ? 名二環に並行して残り3区間が工事中 名鉄の高架化も影響

名古屋市の周りをぐるりと取り囲む国道302号名古屋環状2号線の整備が続いています。

整備進む国道302号

 名古屋市の周りをぐるりと取り囲む国道302号名古屋環状2号線の整備が続いています。どこまで進んでいるのでしょうか。

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国道302号名古屋環状2号線の庄内川大橋。2024年5月撮影(画像:国土交通省中部地方整備局)。

 国道302号名古屋環状2号線は、名古屋市中川区富田町を起終点とする延長58.6km(海上部除く)の道路です。高速道路の名二環(名古屋第二環状自動車道)と並行しながら、名古屋市の外周部を環状に結びます。

 道路は設計速度60km/h、完成4車線で整備が進み、2011年までに全線開通しました。しかし3区間(計14.4km)は暫定2車線で残っており、4車線化の事業が進んでいます。

 2024年12月には、国土交通省中部地方整備局の事業評価監視委員会でこの3区間の進捗が報告されました。

 2023年度末時点で、3区間の用地取得率は100%、事業進捗率は約97%といいます。

 このうち西北部のあま市甚目寺~清須市一場間5.2kmは、名鉄名古屋本線と踏切で交差する区間です。ここについて当初は、線路が高架で国道だけを越える計画でしたが、地域全体の交通の円滑化や踏切事故の解消などを目的に、前後2.8kmにわたる連続立体構造に変わりました。

 この計画変更に伴い、新清州駅の高架化などの費用の一部を国が支出することに。さらに高架橋の耐震基準の改定も重なり、事業費は51億円増えるといいます。

 また、材料費や労務費の高騰で、別途82億円増えるといいます。

 愛知県や名古屋市は、国道302号の一日も早い全線4車線化を要望しており、委員会では同事業の継続について了承しています。

【地図】環状2号線の「暫定2車線」残り3区間を地図で見る

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