【空から撮った鉄道】京急を「高架から地上へ」 品川駅“大改造”「あの橋は仮設だったのか!」

「TAKANAWA GATEWAY CITY」開発と並行して大規模再開発中のJR品川駅。隣接する京急は泉岳寺~新馬場間で連続立体交差事業工事を進めており、京急品川駅は「地上化」されます。上空から最新の工事状況を観察しました。

この記事の目次

・品川 そこは迫る山と海だった低地

・京急の線路付け替え 示された3案とは

・周辺一帯の再開発事業も絡む

・立派な八ツ山橋 なんと仮設橋だった!

・歯抜けとなった北品川駅前の旧東海道

・地下・地上・高架 とにかく大掛かりな品川駅の工事

【画像枚数】全17点

品川 そこは迫る山と海だった低地

 京急電鉄の連続立体交差事業の空撮は、JRの品川~田町間に至る大規模再開発工事の記録のひとつとして行いました。その模様を紹介する前に、京急の連続立体交差事業を軽くおさらいします。

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京急本線の八ツ山橋は旧東海道の八ツ山橋と並んでいる。1933年製の下路式ワーレントラス橋は架橋から90年を超えた。やがてこの光景も過去となる(2022年12月11日、吉永陽一撮影)。

 現在の京急本線の線路構造は、都営浅草線と接続する地下の泉岳寺駅から地上に出ると高架橋となり、JR品川駅の高輪口駅舎の真後ろを通って2面3線の高架駅となります。駅は高架構造ですが、駅の南側では隣の国道15号が台地となって迫り上がり、線路と道路が同じレベルとなって八ツ山へ至ります。

 品川駅の位置はもともと海であったため低地であり、八ツ山は江戸末期まで山でした。駅の南側は起伏があるのです。京急本線の高架橋はほぼ下がらずに地上区間となります。

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Writer:

1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。日本写真家協会(JPS)正会員、日本鉄道写真作家協会(JRPS)会員。

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