開業以来40年ぶりの新型車両! 座席はロングシートに 西武「レオライナー」
運行開始は2025年度末を予定。
第2、3編成でデザインは異なる
西武鉄道は2025年1月22日(水)、山口線(レオライナー)へ新型車両を導入すると発表しました。既存の8500系電車を置き換えます。
同線への新車導入は、1985(昭和60)年の開業以来40年ぶり。座席は現行のクロスシートからロングシートへ変更され、野球やコンサート開催時の輸送力を強化します。また先頭車最前部には、親子で前面の車窓を楽しめる「kids SEAT」も設置されます。
このほか、各ドア上にはLCD式の案内表示器が、各車両には車いすスペースが1か所ずつ設置されます。
車両デザインは、西武鉄道のほか西武ライオンズなどグループ会社の社員が企画検討したとのこと。1本目(第1編成)は、ベルーナドームを本拠地とするプロ野球球団「埼玉西武ライオンズ」をイメージし、内装はライオンズをイメージした配色となっています。さらに先頭車両の車体側面には、ライオンズの公式マスコットである「レオ」のマークが大きくあしらわれています。
導入両数は4両編成3本の計12両。2027年度にかけ順次導入され、運行開始は2025年度末が予定されています。メーカーは三菱重工業です。
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