「日本一短い本線」ついに全線廃止へ 代替となる“新しい交通体系”が明らかに

ついに全線廃止です。

留萌線の廃止に伴う「新しい交通体系」が明らかに

 JR北海道は、2026年4月1日に予定されている留萌線の鉄道事業廃止に伴う新しい交通体系を明らかにしました。

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JR留萌本線のキハ54形ディーゼルカー(柘植優介撮影)

 留萌本線は、深川駅と石狩沼田駅を結ぶ14.4kmの路線。元々は深川駅と増毛駅を結んでいましたが、段階的に廃止が進み、現在は日本で一番短い本線となっています。現在は14本の列車が運行されています。

 代替となる「新しい交通体系」は、バス19本(路線バス18本、貸切バス1本)となる予定。内訳は深川~石狩沼田間の道北バス8本(土休日7本)、明日萌観光バス1本(土休日0本)、深川市民病院~石狩沼田間の空知中央バス10本(土休日6本)です。

 道北バスは既存路線バスの31か所の停留所を絞り、速達便(停留所5か所程度)として運行するほか、朝の一便は深川西高校に乗り入れるとしています。

【画像】これが留萌線の代替となる「新しい交通体系」のイメージです

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コメント

1件のコメント

  1. 赤字だからといって本当に廃止にしていいのだろうか