ぼったくられた!乗車拒否された! 海外タクシーあるあるを防ぐ“攻略法” ドライバーの心理を読む

海外旅行先でのタクシーで、ぼったくられた、乗車拒否された――そうしたケースは少なくありません。足元を見るドライバーに対して、どう「自衛」すればよいのでしょうか。自己対策だけでなく、第三者をうまく活用する方法もあります。

“袖の下”を使う方法も

 またもうひとつ、ホテルのドア係にチップを渡し「メーターで行ってくれるタクシーを探してもらう」という方法もあります。

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タイ・バンコクの大通りで価格交渉する観光客。すぐ後ろには「話がまとまらないこと」を期待するタクシーが待つ(植村祐介撮影)。

 この場合、チップ代が追加の出費となりますが、ドライバーの言い値ではそれ以上に高くなること、またメーター料金で行ってくれるタクシーを自分で探す手間を考えたら、十分にリーズナブルと言えるのではないでしょうか。

 もちろん、こうしたタクシーの「交渉制料金」「乗車拒否」は、一部では地元客にも共通する悩みとなっていて、そうした地域では、日本では大々的に認可されていないライドシェアが人気を集めています。

 ただ海外で使うライドシェアは、スマホアプリでのユーザー認証やクレジットカードの登録など、また別の課題があり、日本人旅行者が現地ですぐに使えるというわけではないのが、残念なところです。

 なお中南米など、そもそも流しのタクシーを利用することそのものが安全上のリスクとなるエリアもあります。ご注意ください。

【日本高すぎ!?】世界のタクシー「1000円でどこまでいけるか」(画像)

Writer:

1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。

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