最近減った?「マツダの商用1BOX車」じつは違う顔で販売中!「でも、オリジナルではありません」←どういうこと?

かつてはワンボックス車の代名詞ともなったマツダ「ボンゴ」は、日産や三菱、さらにはフォードにもOEM供給していました。しかし、マツダの戦略転換で今ではダイハツ車ベースになっています。

日産や三菱、フォードなどへOEM供給

 こうしたOEM車を巡る思惑の中で、経営環境の変化からOEM車を供給する立場から、OEM車を受け取る立場へと変貌したのがマツダ「ボンゴ」 です。

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1999年に登場した4代目マツダ「ボンゴ」。日産へは「バネット」、三菱へは「デリカ」としてバンとトラックがOEM供給された(画像:マツダ)。

 このクルマは最大積載量850~1150kgの4ナンバーバン&小型トラックとして1966年に誕生。OEM供給は1975年に登場した2代目からで、グループ企業であるフォード系の「オートラマ店(のちのフォード店)」向けに「スペクトロン」という名でスタートしています。

 その後、1983年にデビューした3台目からは「スペクトロン」に続き、1990年2月には新たに立ち上げられた「ユーノス店」向けにユーノス「カーゴ」としてバンとトラックの供給を開始。さらに、同年4月には商用車の相互供給という体で、日産から「ADバン」を「ファミリアバン」としてOEM供給を受ける見返りに、「ボンゴ」を「バネット」名で供給するようになります。

 1999年6月、自社生産最後のモデルとなる4代目「ボンゴ」が登場します。当初は設計を一新したフルモデルチェンジも検討されたようですが、マツダの経営が悪化していた時期ということもあり、車体の前半のみを新衝突基準に対応させた言わばビッグマイナーチェンジに近いカタチでのモデルチェンジとなりました。

 ただし、新型車として運輸省(現在の国土交通省)の認可を受けていることから、法律的にはフルモデルチェンジという扱いでした。

 4代目「ボンゴ」はマツダの5チャンネル体制の失敗により、フォード「スペクトロン」と「ユーノスカーゴ」は落とされましたが、日産へは「バネット」として引き続き供給されたほか、新たに三菱へ4代目「デリカ」としても供給されるようになります。

 しかし、2009年に日産が「NV200」を登場させると、「ボンゴ」ベースの「バネット」バンはラインナップを縮小。しばらくは販売を続けていましたが、2017年6月にトラックともども日産での扱いを終えています。一方、三菱は2011年にOEM供給元を日産に変更し、「NV200」を5代目「デリカ」として販売しました(トラックはモデル廃止)。

【画像】顔つき全然違う! マツダ「ボンゴ」初代と現行型を見比べ

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