米空軍 自律無人機と有人機のチーム飛行に成功! 次世代の空軍に向け前進!

アメリカ空軍は、フロリダ州エグリン空軍基地において、自律飛行無人機を有人戦闘機と共に飛行させることに成功したと発表しました。

無人機と有人機のチーミングが成功

 アメリカ空軍は2025年7月3日、フロリダ州エグリン空軍基地において、自律飛行無人機を有人戦闘機と共に飛行(チーミング)させることに成功したと発表しました。

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実験に使用されたXQ-58A「ヴァルキリー」(画像:アメリカ空軍)

 今回飛行したのは、無人機のXQ-58A「ヴァルキリー」と、有人機のF-16C「ファイティング・ファルコン」、F-15E「ストライク・イーグル」です。

 有人機のパイロットはそれぞれ2機のXQ-58Aを従え、空戦訓練シナリオにおいて有人機と半自律システムのリアルタイム統合を披露しました。なお、有人機に随伴する自律飛行無人機は、アメリカ空軍では「自律協働プラットフォーム(ACP)」と呼称されています。

 ACPは将来の航空戦力において重要な要素であり、コスト効率に優れ、滑走路に依存せず、高リスク環境下でも半自律的に運用可能な能力を提供します。また、敵性戦力の監視が及ぶ空域においては、ACPの導入により有人機よりも戦力の増強・確保が容易となります。なお、無人機が自律的に行動していても、作戦全体の判断や倫理的責任は人間が担い続ける設計となっています。

 今回の飛行実験は、空中戦闘へのACP統合における画期的な一歩であり、操縦士の負担を軽減しつつ、状況認識と任務遂行能力を向上させることを示しました。

 空軍研究所司令官のジェイソン・E・バルトロメイ准将は今回のテスト成功を受けて、「自律プラットフォームと有人システムを開発・統合することで、迅速な適応、戦闘効果の向上、そして敵対環境における乗員のリスク軽減が可能になります」と述べています。

 なお、今回得られた研究成果は、アメリカ国防総省全体における半自律能力の今後の開発・配備に活用されます。

【画像】滑走路も不要! 発射されるXQ-58A「ヴァルキリー」

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