日本一長い? 「赤」が6分30秒の道路信号機 誕生の背景に鉄道の歴史
福井・滋賀県境に、「赤」の長さが6分30秒にもなる道路信号機があります。なぜそのような信号が設置されているのでしょうか。背景には「鉄道」が見えてきます。ちなみにその信号機、「青」の長さは大きく異なります。
カップラーメンが余裕で出来上がる赤信号
クルマを運転しているとき、赤信号の長さにため息をつくこともあるでしょう。しかし日本には、なんと6分30秒も「赤」が続く道路の信号機があります。
それは福井、滋賀両県が管轄する県道140号線、その県境に位置する柳ヶ瀬トンネル両端の、トンネルへ入るクルマに向けて設置された信号機です。
これほど長時間わたって赤信号が続くことには、もちろん理由があります。この柳ヶ瀬トンネルは1352mもの長さですが、幅が狭く、クルマのすれ違いがほぼ不可能。福井県側、滋賀県側から交互にクルマをトンネルに進入させ、その通過を待つため、6分30秒も「赤」が続くのです(トンネル内に2か所の離合場所が存在するが、現在は完全交互通行で運用)。
なぜこのような、赤信号を6分30秒も続けねばならない狭く、長いトンネルが生まれたのでしょうか。それには、ある歴史が関係します。柳ヶ瀬トンネルは元々、道路のトンネルではなかったのです。
はるか30年以上前にここを自転車で通ったことがあります、そもそも自転車では時間内に通り抜けられなくて、対抗青になったバスが進入してきて轢かれそうになった思い出があります。今でも恐怖の出来事として懐かしく思い出します。もちろん当方の若気の至り違法行為でした。
かつて実話怪談本で紹介されていた。
この信号,待たずに青で通ると必ず途中で幽霊に会うらしい。
ある夜中に地元の人がトンネル前にやってくると,初めて青だったらしいが,噂を知っていたので止まって赤になるまで待とうとした。
しかし,30秒で赤になるはずが何分待っても赤にならない。
さすがにこれは変だと引き返そうとしたところ,後ろからもう一台やってきて,そこで信号がやっと赤になったという。
その一台と次の青になるのを待って無事に通り抜けたという。
幽霊も積極的に機械に干渉することがあるようだ。
広告が多過ぎて記事が読めません、レイアウトを根本から見直して下さい。
かなり昔に見た東京都下の日原鍾乳洞に向かうトンネルがその方式でしたが今でもそうでしょうか。
センサーで進入した車の台数を数えておき、反対側の坑道口でも数えて、すべての車がトンネルから出きったら、即座に反対側を緑信号にしたらどうでしょう。
時間間隔でおこなっていると車がトンネルの中で鉢合わせしないとも限りません。