「新幹線が停まる駅」の片隅にある「こっそりすぎるコスパ最強食堂」って? 「えっ?ココ食堂!?」→食べたら「想像を超えてきた…」
JR静岡駅の片隅に“コスパ最強の朝食”が食べられるお店を偶然発見してしまいました。そしてその店舗は、なにも知らなかったら「確実に食堂とはわからない」であろう場所に設置されています。
実食したら「想定してた味だけど想定外」だった
まず見て驚くのは、ルーの量がとても多いことです。今回「大皿」を頼んだのは、カレーライスを食べるときにルーが少なく、ご飯をどう食べるか迷ってしまうことが多いので、そのフォローのためだったのですが、ここのカレーライスはそれだけでも十分“黄金比率”が保てるどころか、むしろルーが「大盛レベル」でした。ちなみに、ライスも決して少ないわけではなく、しっかりと一人前です。
カレーは黄色みがかった色合いで、中のお肉はチキンです。味は中辛の家庭的なもので、「そう! こういうのが食べたかったんだよ!」とノスタルジーに浸れます。誰もが「おいしい」と思える味でありながら物足りなさは一切感じず、さらにルーを多めにいただけるのでパンチも十分。正直、巷のオシャレカレーより筆者はこちらが”推し”です。
今回大皿にナスと鶏肉の炒め物を選んだのは、カレーと混ぜても相性が良さそうだったためです。こちらもしっかりとパンチが感じられるもので、そのままご飯と食べても最高なおかずです。そして後半に炒め物をカレーにインし、さらに卓上の七味をかけ、「なんちゃって夏野菜カレー」にします。最高です。朝食だというのに、危うく「追いカレー」をしてしまいそうでした。
こんな美味しい朝食を食べられるJR東海のスタッフのみなさんが羨ましいと思いつつ、お店を後にします。ぜひ、今後も可能な範囲で一般人が食べられる時間を設定していただきたいと思います。ちなみに、カレーは想定よりスパイスがしっかり効いていたようで、食べ終わった後はしばらく滝汗が止まりませんでした。
Writer: グルメ満二郎(交通系グルメ食べる人)
駅や空港などでB級グルメを探すのをライフワークとしている。好きな言葉は「ニンニクアブラ」。
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