新型「スマートホームドア」、12月試行開始 フレーム構造で機器は軽量化
JR横浜線・町田駅における新型「スマートホームドア」の試行開始日が決まりました。このホームドアは従来より開口部が広く、低コストで工期が短縮できることが特長といいます。
ドアはフレーム構造に
JR東日本横浜支社は2016年11月24日(木)、新たな形式のホームドア「スマートホームドア」の横浜線・町田駅(東京都町田市)における試行開始日が、12月17日(土)に決まったと発表しました。
JR東日本メカトロニクスが開発したこの「スマートホームドア」は、JR東日本横浜支社によると従来のものと同等の強度を確保しながら内部構造を簡素化。低コストで工期短縮が可能といいます。
ドア部分はフレーム構造で左右方向にスライド。開口部は列車停車位置の許容範囲を広げられるよう、既存のものより幅広(2.8m)です。
試行導入箇所は、町田駅下り4番線。開始時点では車掌側(東神奈川方)1両分が、2017年3月には八王子方2扉分をのぞく1編成分(160m程度)が、さらに同年夏には残りの八王子方2扉分を含む1編成分(170m程度、8両分)が整備される計画です。設置後、今後の展開に向けた検証が進められます。
【了】
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