飛行機乗ると「おなら」我慢できない? 上空で“お腹が張る”理由と「絶対ルール」が合理的なワケ

長時間のフライト中、多くの人が経験するお腹の張り。実はこれ、パイロットや客室乗務員にとっても深刻な問題です。気圧の変化が人体に与える意外な影響と、プロが実践する驚きの体調管理術は、どのようなものなのでしょうか。

プロの知恵を拝借! 乗客のための「機内快適化チェックリスト」

「おなら」という生理現象は、安全運航を担うプロにとっても重要課題です。

Large 20260103 01

拡大画像

ボーイング787の客室内では、胴体に炭素繊維複合材を使用しているため、従来の金属製機体よりも高い湿度を保つことが可能になった。(画像:写真AC)

 安全上の観点から食事にも細心の配慮が求められます。よく知られた「絶対ルール」のひとつが、多くの航空会社で採用されている機長と副操縦士の食事が別々というものです。これは、食中毒リスクを避けるための対策ですが、こうした知見は私たち乗客の体調管理にも応用できます。

 具体的な”おなら対策”には、次のようなものがあります。

【フライト前の準備】

 食事:フライト前は消化の良い鶏肉や魚、シンプルな白米などがおすすめです。豆類やブロッコリーなどガスを発生させやすい食材、揚げ物、香辛料の強い食事は避けた方が無難です。

【フライト中の対策】

 水分補給:機内湿度は通常10~20%前後で、砂漠並みに乾燥しています。脱水は消化機能の低下を招くため、こまめに水を飲みましょう。利尿作用のあるアルコールやコーヒーは控えるのが望ましいです。

 運動・服装:可能であれば1~2時間に一度は通路を歩きましょう。軽い運動は腸の動きを助け、「エコノミークラス症候群」の予防にもなります。お腹を締め付けない、ゆったりとした服装を選ぶことも大切です。

【困ったときは】

 それでもお腹が張ってしまった場合は、我慢せずにトイレでガスを出すのが最も効果的です。我慢すると腹痛や不快感が増す可能性があります。

 要約すると、空の旅を快適にするコツは「①消化に良い食事」「②こまめな水分補給」「③軽い運動」の3原則です。このシンプルな準備が、物理法則とうまく付き合うための最も確実な方法と言えるでしょう。

【長~い胴体!】これが2025年現在、世界最長の旅客機です

最新記事

コメント