海自「最古参の防空艦」ついに後継艦の動き イージス・システムの眼“次世代レーダー”の候補とは? 採用されると「超ビッグなお話」に!?
海上自衛隊の第1世代イージス艦であるこんごう型。運用開始からすでに30年が経過したこともあり、後継艦の建造が取りざたされ始めました。そこで浮上してきたのが、搭載レーダーをどうするのかという問題です。候補となっているのはどんな代物なのでしょうか。
SPY-7の強みは「採用実績」
一方で、SPY-7は「すでに日本における採用実績がある」という点、そして「独自技術によるユニークな機能の実装」という点がメリットとして挙げられます。
まず前者に関しては、海上自衛隊で2027年度に1番艦の就役を予定している「イージス・システム搭載艦(ASEV)」計2隻の艦載レーダーとしてSPY-7は導入が決定しています。すでに1番艦用はアメリカ本国の工場で製造が完了し、今年度中にはイージス・システムと連接しての運用試験が実施される予定です。
よって、仮に海上自衛隊がさらにSPY-7を導入することを決定した場合には、今後整備が進められる維持整備や教育など運用に関わる基盤をそのまま流用できます。さらに、SPY-7に関しても、日本企業から富士通が部品製造に参画することが決定しており、将来的に維持整備は日本国内で実施することも視野に入ってくるでしょう。
そして、後者の独自技術には、SPY-7において実装されている「多重偏波(polarization diversity)技術」が関係してきます。これは、複数の方向に振動する電波を送受信することにより、従来よりも多くの情報を取得できるというものです。これにより、SPY-7は目標を画像のように探知し、囮弾頭と真弾頭とを識別できるなど、優れた探知・識別性能を発揮できるといいます。





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