50年越し!? 群馬の大幹線「上武道路」ほぼ全線“4車線化”完了へ 関越道の「下道」代替ルート 際立つ「埼玉との“落差”」
2026年1月、国道17号バイパス「上武道路」の群馬県内区間の4車線化がほぼ完了目前に。これにより利便性が向上しますが、一方で埼玉県境の区間は、慢性的なボトルネックとなっています。
「早く4車線化して!」依然として残り続けるボトルネック
ただ対照的に課題となっているのは、暫定2車線区間が残る埼玉県と群馬県の県境区間です。埼玉県側からの下り線は「西別府」交差点で深谷バイパスから右側車線が分岐し、利根川を「新上武大橋」で渡って群馬県に入ると、片側2車線となります。反対に上り線は、新上武大橋の手前で2車線が1車線に絞られ、埼玉県へと入ります。
埼玉県内の区間についても将来の拡幅に備えた中央分離帯側の空間を利用して一部が片側2車線化されましたが、わずかな距離で「1車線〜2車線〜1車線」と遷移するため、渋滞の抑止効果は限定的です。そのため混雑時の下り線は西別府交差点の先から新上武大橋まで、上り線は新上武大橋から西別府交差点まで、ノロノロの渋滞になることが珍しくありません。
こうしたボトルネックの解消には、新上武大橋のあらたな架橋による4車線化が不可欠ですが、その実現には時間がかかることは否めません。少なくとも次善の策として、現在中途半端に供用されている埼玉県内の片側2車線区間を早急に延長するとともに、渋滞緩和のため、この区間にある交差点で短すぎると感じられる上武道路側の青信号の時間を適切に調整することが期待されます。
Writer: 植村祐介(ライター&プランナー)
1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。





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