F-35B、岩国基地へ到着 いまだ墜落ゼロの安全性、今後は?
墜落ゼロの「事実」を公正に
F-35はすでに3000機以上の受注を得ており、将来的には世界中の戦闘機の何割かがF-35になります。そのため今後、さまざまな理由によって非常に多くのF-35が墜落することになるでしょう。
しかし、飛行制御ソフトウェアのバグや未知のハードウェア的な欠陥による事故の件数は、やはりどうしても未成熟な開発段階ないし初期の段階に集中して発生しやすく、ある程度不具合を出し切ったあとは少なくなる傾向にあります。
F-35シリーズ、ましてF-35Bは垂直離着陸機であるにもかかわらず、最も多くの事故が発生する可能性の高い初期の段階において、いまだに墜落ゼロであるという事実は、F-35という戦闘機が相対的に安全性に優れた機種である証左と言えるでしょう。
ところが残念なことにこうした事実から目をそむけ、墜落にまで至らない故障や事故をもってF-35が欠陥機であるとする声がすでに聞こえます。
まったく根拠のない、事実と異なる欠陥機として語られ、ある種の象徴になってしまったMV-22B「オスプレイ」のようにしてしまわないように、今後発生しうるF-35の重大事故においても、ただ事故が発生したという事実のみで判断せず、中立的な立場から事故の中身についてもきちんと精査することが肝要でしょう。
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テーマ特集「【F-35特集】気になる価格や性能、自衛隊による調達から諸外国の配備事情まで徹底解説」へ
墜落しなければ悪いような事を書いている。
そうか?
F-16は滑走試験のつもりが浮き上がってそのまま初飛行になったんだっけ?
しかし、F-35がもう、200機になってるのは驚き。