「LCC=安いけど近距離だけ」はもう古い!? 日の丸LCCも導入“魔法の燃料タンク”で飛ぶ距離が爆伸びした“未来の旅客機”

安いけれど近場だけ、というLCCの常識が今、最新鋭機「A321XLR」の登場で塗り替えられようとしています。成田からシンガポールへ一気に飛べるようになる秘密は、一体どこにあるのでしょうか。

日の丸LCCも運用開始も間もなくか 狭さの不安を解消する工夫まで

 日本国内では「ANAホールディングス」がこの機体を発注しており、傘下のLCCである「ピーチ・アビエーション」への導入が予定されています。

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プラット・アンド・ホイットニーエンジンを搭載した最初のA321XLR(画像:エアバス)

 これが実現すれば、日本のLCCネットワークがアジアやオセアニア方面へ一気に広がるかもしれません。

 アジア圏では、ほかにもマレーシアの「エアアジア」が将来的に70機相当を導入する計画を立てているほか、インドの「インディゴ」も多数発注していると報じられています。

 A321XLRを使えば、これまでの「通路が2本ある、海外旅行で使うような大きな飛行機」でしか行けなかった遠隔地にも、小型旅客機ながら行けるようになります。

 ただ、細身の飛行機で長距離を飛ぶとなると、気になるのが客室の狭さです。そこでこの機体には、圧迫感を抑えて広さを感じさせる最新デザインの客室が採用されました。

 頭上の荷物棚は、従来より容量が40%増加した「XLビン」となり、収納できるバッグの数も最大60%増える設計となっています。

 加えて、時差ボケを和らげるLED照明やBluetooth接続に対応した最新の機内エンタメ設備を備える例もあり、長時間フライトのストレスを減らす工夫も盛り込まれています。

 小型旅客機で世界を安く旅する時代は、すぐそこまで来ているのかもしれません。

【画像】待望! これが日の丸LCC向けの「A321XLR」です

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