伝説の豪華寝台車両「夢空間」が完全復刻!? 東京の公園で車内を実見 “伝統のチャイム”も“厨房”もバッチリ! 車内で食事提供へ

JR東日本の元・豪華寝台車両「夢空間」が、東京都清瀬市の公園でメディア関係者に公開されました。外観に加え車内も現役当時の姿が再現されています。

車内の一般公開はもうちょっと先

 こうした車内設備を稼働させるために外部から電源が供給され、専用の電源設備もあります。また、扉の開閉等に使用される圧縮空気を供給するコンプレッサーも用意されています。これらの電源と圧縮空気はケーブルやホースで車両に接続され、ラウンジカーを介してダイニングカーにも供給されています。

 さらに、「ららぽーと」時代では床置きだった空調も整備され、車両の空調装置(冷房装置)などが使用できる状態になっています。保存車両として高度な水準に修復され、手の行き届いた整備が行われています。

 車内へはホームから出入りする形ですが、ホームの上には照明、時計、音響設備が整備され、(実際に車両は動きませんが)列車が出発できるときに点灯する出発反応標識も用意されています。車両は日没から23時まで外部の照明でライトアップされます。

 移転・修復後の「夢空間」は、西武池袋線の清瀬→秋津間で進行左側の車窓からも見ることができます。常時見学できるのは外観のみですが、今後は清瀬中央公園の複合施設と連携して、イベントの開催や車内飲食の提供を予定しています。

 車内での食事の提供は、西武鉄道のレストラン列車「52席の至福」のサービスを手掛ける株式会社NKBが担当します。一般の利用者が「夢空間」の車内が見られるのは、2026年のゴールデンウィーク頃となる予定です。

【豪華!】これが現役当時の姿で復活した「夢空間」の車内です(写真)

Writer:

1974年東京都生まれ。大学の電気工学科を卒業後、信号機器メーカー、鉄道会社勤務等を経て、現在フリー。JR線の2度目の「乗りつぶし」に挑戦するも、九州南部を残して頓挫、飛行機の趣味は某ハイジャック事件からコクピットへの入室ができなくなり、挫折。現在は車両研究が主力で、技術・形態・運用・保守・転配・履歴等の研究を行う。鉄道雑誌への寄稿多数。資格は大型二種免許を取るも、一度もバスで路上を走った経験なし。

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