なぜ「1泊1万円台」で乗れる? “豪華客船クルーズ”なのに安いワケ 驚きの仕掛けの実像とは

かつては富裕層の特権と思われていたクルーズ旅行ですが、現在は1泊1万円台から楽しめるプランも登場しています。移動も食事も込みなのに、なぜこれほど安く提供できるのでしょうか。

チケットは入場料! 食材の大量仕入れもカギ

 実は、クルーズ会社はチケット代(運賃)だけで稼ごうとはしていません。

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MSCベリッシマ(画像:写真AC)

 格安のチケット代をいわば「入場料」のように設定して乗船のハードルを下げ、船内で消費してもらうことで利益を出す構造にもなっています。

 船内でのアルコールを含む飲料代、ショッピング、スパ、寄港地ツアーといった運賃以外の収入も、全体の売上を支える重要な柱になっているのです。

 さらに、豪華な食事が用意されているのに採算が合うのは、桁違いの大量仕入れがあるからです。大手クルーズ会社では、膨大な量の食材をまとめて調達し、仕入れの効率化につなげている例があります。

 こうしたスケールメリットを活かした運用が、低価格での提供を可能にしているのです。

 たとえば、3泊4日の旅行を陸上で楽しもうとすれば、新幹線などの交通費、ホテル代、食事代を別々に支払うため、合計金額は高くなりがちです。

 一方、移動・宿泊・大半の食事が最初から含まれているクルーズ旅行は、内容や条件によっては、陸上旅行よりも費用を抑えられる場合があります。

 クルーズ船を「動くホテル」と捉え、賢く使う。柔軟にとらえ選択肢のひとつと考えれば、旅行にもコスパ良く行けるのではないでしょうか。

【日本最少の市の倍!】これが日本に寄港できる最大の豪華客船です(写真で見る)

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