中国軍ヘリの“危険な挑発”にオーストラリア「プロ意識がない」と抗議 実はこれが初めてではない!?

オーストラリア海軍は2026年3月9日、アンザック級フリゲート「トゥーンバ」から離陸したMH-60R「シーホーク」が、中国人民解放軍のヘリコプターから危険な接近を受けたと発表しました。

以前にはフレアを発射したことも

 オーストラリア海軍は2026年3月9日、アンザック級フリゲート「トゥーンバ」から発進したMH-60R「シーホーク」が、中国人民解放軍のヘリコプターから危険な接近を受けたと発表しました。

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オーストラリア海軍のMH-60R「シーホーク」(画像:オーストラリア国防省)

 危険な接近は3月4日、黄海の国際水域で発生したとのことです。同海域でオーストラリア海軍は、国連安全保障理事会による北朝鮮に対する制裁措置を履行するための国際的な取り組みである「アルゴス作戦」の一環として、海上哨戒などの通常任務を行っています。

 中国人民解放海軍のヘリとみられる機体は、シーホークが「トゥーンバ」から発艦すると同じ高度に合わせて飛行。その後、わずかに前方へ出て速度を上げ、シーホークの方向へロール(傾きながらの飛行)し、危険な距離まで接近しました。

 この危険な接近に対し、シーホークは安全な飛行を維持するため回避行動を実施しました。幸い、ヘリや乗組員に被害はありませんでしたが、オーストラリア側は「あまりにも危険な行為であり、安全かつプロフェッショナルなやり取りではない」として抗議しました。

 こうした中国人民解放軍による危険行為は今回だけではなく、定期的に発生しています。2025年10月には、オーストラリア空軍のP-8A「ポセイドン」哨戒機に対し、中国人民解放軍空軍のSu-35戦闘機とみられる機体が極めて至近距離でフレア(赤外線誘導ミサイルの妨害に用いる発熱体)を発射するという事案も発生しており、一種の挑発行為だとみられています。

【画像】さすがに接近しすぎ…アメリカ軍にも行われていた徴発行為

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