もはや洋上のホテル!? 3階吹き抜け「さんふらわあさつま」の船内がスゴい! 大阪‐鹿児島13時間の船旅
商船三井さんふらわあの関西航路で最長なのが、「大阪~志布志(鹿児島)航路」です。今回はこの航路をゆく「さんふらわあさつま」に乗りました。
実際に乗船! 「デラックス」と「スイート」
上級クラスの「デラックス」は、2~4人用個室。「和室」「ウィズペット」「洋室」の3種類があります。設備面は「スーペリア」とそれほど変わりませんが、部屋の広さが2倍前後あり、応接セットや側窓、茶器セット、空気清浄機が備わります。
期間限定で1人利用ができたため予約しましたが、枕がとても柔らかく、寝心地良好な寝台に好感を持ちました。
最上級クラスの「スイート」は、通常タイプとバリアフリータイプが存在します。バス・トイレが備わる豪華な個室で、通常タイプにはバルコニーも付いています。バスルームの浴槽が広く、ゆったり入浴できました。
通常は1人利用不可ですが、乗船時に空室があったため、船内での等級変更で「スイート」を利用しました。個室内22.9平方メートル、バルコニー8.6平方メートルと、とにかく広く、持ち余すほどの空間。内装もオシャレで、「さんふらわあ」ブランドの矜持を感じます。
ただ、大阪到着は朝7時台なので、バルコニーはそれほど利用時間がありませんでした。到着が8時55分の鹿児島行きで真価を発揮しそうです。
パブリックスペースは、ホテルのロビーのような「プロムナード」、ショップ、自販機スペース、キッズルーム、ペットルーム、ドッグラン、ゲームコーナー、コインランドリー、ベビールーム、展望大浴場と充実。
レストランはバイキング形式で、夕食2400円、朝食900円です。メニュー数、料理の質ともに充実していますが、「さんふらわあ」の関西航路らしく、「テイクアウトメニュー」が充実しているのが、他社には見られないサービスといえます。
なお、エントランスは3フロア吹き抜けのアトリウムとなっており、天井にプロジェクションマッピングの映像を流せます。乗船当日は放送で呼びかけ、多くの人が映像美を楽しんでいました。
2026年1月の水曜に乗船しましたが、当日の「さんふらわあさつま」は、一般客100人、トラック客90人を乗せていました。平日でも家族連れの姿も見られ、幅広い層が利用していることがうかがえました。
大阪のさんふらわあターミナルには、定刻の7時40分に到着。無料の連絡バスが待っています。13時間45分の船旅でしたが、揺れも少なく、とても快適な時間を過ごせました。
Writer: 安藤昌季(乗りものライター)
ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。





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