ボーイングの「世界最長の巨人機」、時速350km/hで離陸中止! “ブレーキが真っ赤に燃え上がる”衝撃映像が公開

ボーイングは、現在同社が開発を進めている新型旅客機「777-9」が最大ブレーキエネルギー試験を実施したと発表しました。同社によるとこのときのブレーキ温度は摂氏1371度に達したとのことで、公開された試験動画には多くの反響が寄せられています。

全長は77m

 アメリカの航空機メーカー、ボーイングは、現在同社が開発を進めている新型旅客機「777-9」が最大ブレーキエネルギー試験を実施したと発表しました。同社によるとこのときのブレーキ温度は摂氏1371度に達したとのことで、公開された試験動画には多くの反響が寄せられています。

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ボーイング「777-9」の最大ブレーキエネルギー試験の様子(画像:ボーイング)。

 777-9は、既存の「ボーイング777」をベースに機体サイズの拡大を図りつつ、燃費効率に優れた最新エンジンや新設計の主翼を採用した派生型です。コックピットや客室も最新仕様に更新されています。初飛行は2020年で、実用化は最速で2027年を予定。ANA(全日空)も発注済みです。

 777-9は全長77mで、実用化されれば「世界最長の胴体を持つ旅客機」になります。参考として、超大型旅客機として知られるボーイングの「747」は全長70.66m(一部派生型を除く)で、「世界最大の旅客機」とされるエアバスA380でも72.7mです。777-9がどれほど長いかが分かる数字といえます。ちなみに777-9は翼が長いことも特徴で、そのため主翼の先端を折りたたむ機構が採用されています。折りたたむことで、現在の空港設備をそのまま利用できるようになっています。

 この試験は、機体重量を最大離陸重量まであげ、190ノット(約350km/h)まで加速させたあと、離陸を中止してフルブレーキをかけるというもの。公式動画では、停止した777-9のタイヤ部分が摩擦熱で燃えている様子が確認できます。減速にはエンジンの噴射方向を変える「逆噴射」などは用いず、ブレーキのみを用います。なお同社によると、こうしたシチュエーションは「実際の運用では決して遭遇しない」とのことで、最悪の条件下でも安全に停止できることを試験する内容となっています。

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コメント

1件のコメント

  1. カネの掛かるすごいテストですね。定期便が飛ばない空港がないと実行不可能かと。だがスラストリバーサーもスポイラーも動かない想定をしておくことは大切。必ずしも「実際の運用では決して遭遇しない」とは言い切れません。

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