「東京-宇都宮の最短路」茨城県内もまだまだ変化!? 田園地帯の4車線をさらに“立体化” ただ事業期間は延長へ

「常総・宇都宮東部連絡道路」の一部、茨城県内の国道294号で立体化工事が進められています。

4車線化済みの国道294号「茨城県内」さらに立体化も

 茨城県西部を南北に貫く「国道294号」で、立体化工事が進められています。このルートは「東京―宇都宮の最短路」を構成していますが、茨城県内でも今後大きな変化が見込まれています。

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立体化される常総市の国道294号「相平橋西」交差点(乗りものニュース編集部撮影)

 国道294号は茨城県取手市から栃木県へと北上するルートで、うち常磐道の谷和原IC(茨城県つくばみらい市)以北は、栃木県内の国道408号バイパスを経て東北道の矢板ICに至る約100kmの地域高規格道路、「常総・宇都宮東部連絡道路」に位置づけられています。東北道や新4号国道経由よりも距離が短く直線的に東京-宇都宮方面を結ぶルートとして、栃木県内では高規格なバイパスの建設が進められています。

 この一環として、茨城県内の常総市から筑西市にかけての27.5kmは「常総拡幅」の名で4車線化が進められ、2018年度までに完了しています。しかし、主要な幹線道路との交差点では引き続き慢性的な交通渋滞が発生しているとして、国道354号バイパスと交わる「相平橋西」交差点では国道294号側をさらに立体化する事業が進められています。

 この交差点の北側(国道294号)には圏央道の常総ICがあり、圏央道は2026年度中に4車線化が完了する見込みです。さらに、国道354号バイパスのうち鬼怒川をまたぐ水海道大橋は「水海道有料道路」として供用されていますが、2027年度には無料化が予定されています。常総IC付近のアグリサイエンスバレーや道の駅「常総」の整備もあり、周辺の交通量はさらに増えると見込まれています。

 ただ、相平橋西の立体化は2025年12月に県が実施した事業評価にて、事業期間が2027年度から2035年度まで8年延伸となりました。理由は地質調査の結果により、地盤改良の追加や橋梁形式に変更が生じ施工量が増加したためだとし、事業費も40億円増額の200億円となっています。

 なお、「常総・宇都宮東部連絡道路」に含まれる国道294号では、栃木県真岡市内に唯一残る2車線区間を拡幅する「二宮拡幅」(4.1km)が2027年度に完成する予定です。

【ここか!】国道294号の「立体化」される区間&「宇都宮まで最短路」の図(地図/写真)

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