日米2社のビジネスクラスを乗り比べ!のはずが…波乱の連続に トラブルの一部始終とANAがみせた連携プレー
東京~ワシントン経由でニューヨークに行くことになり、全日本空輸(ANA)とユナイテッド航空(UA)のビジネスクラスに乗る機会がありました。フライトそのものは快適だったのですが、その周辺で想定外のことがいろいろと発生し、ちょっとした「珍道中」になってしまいましたが……。
羽田行きに搭乗 「終わりよければすべて良し」
羽田行きは、行きの羽田~ダレス便の時に対応してくれたフライトアテンダントのAさんらが乗務しており、ラガーディア空港の事故の話になりました。
機体はB787-9。座席数はビジネス48席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー146席の計215席です。筆者の乗ったビジネスクラスはスタッガードタイプでした。個室とまではいきませんが、かなりプライバシー空間が確保されるタイプです。
座席はフルフラットで、18インチのタッチパネル式ワイドスクリーン、大型のテーブルを装備。サイドテーブルも大きく、そこにはライト、ヘッドホン掛け、コンセント、USBポート、リモコン、リクライニング用調整ボタンがあります。座席に枕、アメニティポーチ、マットレス、毛布、ヘッドホンが置いてあるのは、ワシントン行きと同じです。
アミューズは「帆立とポテトのレモンドレッシング」と「オリーブとサラミのピンチョス」です。食事は、行き同様に和食か洋食かを選びますが、行きは和食だったので、帰りは洋食を選択。アペタイザー、メインディッシュ(牛フィレ肉のステーキ 柚バター 赤ワインソースと大鮃のロースト シトラス風味の白ワインソース)、ブレッド(3品)、ティラミス、3種類のチーズデザートが運ばれてきます。
なお、飲み物と1回目の食事の後の軽食メニューは、行きの便と基本的に同じです。筆者はコーンスープとおにぎりセットを頼みました。
2回目の食事もメインディッシュ(チキンストロガノフ)、ポルチーニリゾット、2種のブレッド、フルーツという洋食を選びました。
フライトの最後にアイスクリームを注文しましたが、皿には「出張おつかれ様でした」とチョコレートで書かれたメッセージ付きのをフライトアテンダントのBさんが持って来てくれました。Aさんが期待をかけている勤務開始2か月目のアテンダントで、メッセージも初めて書いたそうです。
今回のニューヨーク往復は、ラガーディアでの事故、代替航空券、TSA、オンラインチェックインなど波乱含みでした。ただ、最後の最後にメッセージ付きのアイスクリームを運んでくれたのは、うれしいもの。終わりよければすべて良し。トラブルシューティングの経験値も増えたフライトでした。
Writer: 武田信晃
新聞記者、編集者として勤務した後、フリーランスのジャーナリストとして独立。香港と日本の政治・経済、社会などを中心取材するほか、国内外で行われているスポーツについても取材・執筆をしている。





「そんなこともあろうかと」と連続で、突発的な事象にも慌てずに解決していく姿に、洗練された旅行者の姿を見ました。お見事。