JRの「特別快速」と「新快速」どっちが“上”? 実は明確な使い分けアリ! 東西で異なる発展史
JRの快速列車の最上位種別は「特別快速」です。特別料金不要で特急に近い高速運転を行う列車として、国鉄時代の1967年に登場しました。登場から70年ほどの特別快速について紹介していきます。
近畿や中京地区にも登場
近畿では1970(昭和45)年、京都~西明石間で「新快速」の運転が始まります。阪急、阪神、京阪の私鉄特急に対抗するためです。
当時の国鉄大阪鉄道管理局は、「特別快速」で国鉄本社の許可を得ていました。しかし「フレッシュさを出したい」として「新快速」に変えたのです。京都~大阪間はノンストップで所要時間32分。新大阪すら通過しました。京都~西明石間は79分で結び、特急「しおじ」が停車する神戸駅も通過しています。
新快速は当初1日6往復で、113系近郊形電車で運転されていました。1972(昭和47)年から32往復に増え、車両も山陽新幹線の岡山開業で余った153系急行形電車に置き換えられ、今日の発展の基礎を作りました。
なお、新快速の英語表記は直訳すると「New Rapid Service」ですが、JR西日本は「Special Rapid Service」、JR東海は「New Rapid(Train)」と表記しています。
1989(平成元)年には中京地区の蒲郡~大垣間で、名鉄特急に対抗するために新快速が設定されます。岐阜~大垣間はノンストップで、わずか1年で新型311系電車に統一。最高速度は120km/hで、運転区間は豊橋~大垣間に拡大しました。
1995(平成7)年、JR西日本は京橋~関西空港間に特別快速を設定します。「関空特快ウィング号」という愛称が付いていました。指定席も設けられていましたが「列車の一番後ろ」と分かりにくく、現在の「うれしート」のように仕切りなどがない上に、指定席料金を加えると高速バスの方が安いという課題がありました。このため1999(平成11)年に廃止されてしまいます。
なお、新快速と特別快速はどちらが上位なのか、という疑問は1999年に解消します。JR東海が東海道本線に特別快速を設定し、「大府を通過するのが特別快速。停車するのが新快速」としたからです。





中京地区の特別快速に
特別感はありません
登場した理由にあります
東海道本線名古屋地区に
複々線区間はありません
朝夕の通勤時間帯に
大府から名古屋への
直通快速が東海道本線へ入線する為
その時間帯は大府通過の
特別快速が運行されます
しかしその時間帯は
大府〜名古屋間が過密化する為
殆ど全ての特別快速の平均速度が
遅くなります
ちょくちょく線路上でストップします
その為、刈谷〜金山間ノンストップ
であるにも関わらず
名古屋への到達時間は新快速より
5分近く遅くなります
実現制は低いですが
大府〜金山間だけでも
複々線化できたらベストかな
本当の意味での
特別快速になりますよ