JRの「特別快速」と「新快速」どっちが“上”? 実は明確な使い分けアリ! 東西で異なる発展史
JRの快速列車の最上位種別は「特別快速」です。特別料金不要で特急に近い高速運転を行う列車として、国鉄時代の1967年に登場しました。登場から70年ほどの特別快速について紹介していきます。
大幅な時間短縮につながった常磐線の特別快速
中央線では、1986(昭和61)年に特別快速の派生型である「通勤快速」が登場します。夕夜間の下り列車のみで運行し、新宿発は中野を通過していました。1988(昭和63)年には、特別快速は国分寺に停車する「中央特快」と、同駅を通過し青梅線に乗り入れる「青梅特快」に分かれています。
2004(平成16)年には湘南新宿ラインに特別快速が登場しました。しかし、こちらは通過駅がそれほど多くなく、現在、本数は日中に1時間1本、所要時間は同じ区間の快速とほぼ同じと、あまり特別感はありません。
2005(平成17)年に常磐線に登場した特別快速は、「つくばエクスプレス」への対抗策として設定されたものでした。上野~土浦間を最高130km/hで駆け、所要時間をそれまでの71分から55分に短縮するという速達列車でした。現在は2往復のみで北千住に停車するようになり、上野?土浦間は57分に延びています。列車の運行区間は品川~土浦間です。
特別快速は、「指定席があり、停車駅の少ない快速」や臨時列車とすることも多く、函館本線、総武本線、成田線、内房線、北陸本線、鹿児島本線など、各地で設定されたものの、定着しませんでした。
石北本線の「きたみ」、山田線の「リアス」、指宿枕崎線の「なのはなDX」のように列車名が付けられた事例もありました。
現在は、旭川~網走間で特急を格下げした特別快速「大雪」、新千歳空港~札幌・小樽間で特別快速「エアポート」が設定されているほか、しなの鉄道の有料特別快速「しなのサンライズ」なども設定されています(時刻表は快速ですが、同社ウェブサイトでは特別快速列車です)。
JRの快速最上位種別である特別快速は今後、どのような速達列車が設定されるのか楽しみです。
Writer: 安藤昌季(乗りものライター)
ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。





中京地区の特別快速に
特別感はありません
登場した理由にあります
東海道本線名古屋地区に
複々線区間はありません
朝夕の通勤時間帯に
大府から名古屋への
直通快速が東海道本線へ入線する為
その時間帯は大府通過の
特別快速が運行されます
しかしその時間帯は
大府〜名古屋間が過密化する為
殆ど全ての特別快速の平均速度が
遅くなります
ちょくちょく線路上でストップします
その為、刈谷〜金山間ノンストップ
であるにも関わらず
名古屋への到達時間は新快速より
5分近く遅くなります
実現制は低いですが
大府〜金山間だけでも
複々線化できたらベストかな
本当の意味での
特別快速になりますよ