「新しい電車だ!」 子供も気付いた江ノ電の“変化” 乗って分かった混雑緩和と眺望を両立させる工夫

2026年4月19日、江ノ電(江ノ島電鉄)で新型車両700形電車の営業運転が始まりました。新型車両がどのような形で乗客に受け入れられているのか、実際に乗車して確かめました。

「新しい電車だ」

 神奈川の鎌倉から江ノ島を経由して藤沢の間を結ぶ江ノ電(江ノ島電鉄)で2026年4月19日(日)、新型車両700形電車の営業運転が始まりました。新型車両がどのような形で乗客に受け入れられているのか、実際に乗車して確かめてみました。

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2026年4月から営業運転に就いた江ノ島電鉄の新型車両700形電車(柴田東吾撮影)

 今回乗車したのはデビュー翌日の20日(月)です。初めての平日の午後に藤沢から鎌倉まで利用してみました。

 江の島や鎌倉では多くの観光客が押し寄せ、「オーバーツーリズム」が問題とされています。江ノ電は平日でも多くの観光利用がありますが、特に観光客が目立つのは江ノ島と鎌倉の間です。藤沢方は地元の利用客が目立ち、列車の混雑もなく、車内にはゆとりがあります。

 平日のためか、電車を撮影するファンは少数でした。しかし、地元の乗客も新車に気が付いたようで、家族連れの子供が「新しい電車だ」と言うと、親御さんがうなずく様子も見られました。

 700形は、主に海側の座席が1人掛け・向い合わせのボックス席によるクロスシート、通路を挟んで山側は窓を背にしたロングシートで、座ると海が見えるように配慮されています。また、クロスシートの上には荷棚がありませんが、乗車時間の短い江ノ電では荷棚が少なくてもそれほど不便ではないかもしれません。

 窓にはカーテンが付いています。西日がまぶしいのでカーテンを下ろしてみることにしました。全部下ろすこともできますが、今回は半分だけ下ろして、日差しを遮りつつ、クロスシートで景色を楽しもうとします。しかし、少し屈んで窓の外を見る形になってしまいました。最近の車両は、好きな位置でカーテンを止められるフリーストップのタイプもありますが、700形もこのタイプにしてもらえると嬉しいところです。

【座席は2種類】江ノ電「新型車両」の車内を見る(写真)

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