博物館入りした「白いロマンスカー」に宿泊! 特別なナイトツアーが開催される
神奈川県海老名市のロマンスカーミュージアムで、開館5周年を記念したナイトツアーが開催されました。
静まり返った独特の非日常感を体験
23時30分頃から「ロマンスカーギャラリー」で、VSEが館内に搬入された時の貴重な映像が公開され、23時59分から開館5周年に向けたカウントダウンイベントが始まりました。参加者にはクラッカーと飲み物が配られ、日付が変わった0時0分にクラッカーを発射するという内容でした。
ナイトツアーでは「ロマンスカーギャラリー」だけでなく、屋上の「ステーションビューテラス」も開放。屋上に出ると、終電間際の海老名駅や海老名検車区に並ぶ電車を望むことができました。
0時45分頃に館内だけでなく、展示車両の室内灯も消灯となり、5時30分まで就寝時間となります。今回はVSEで一夜を過ごしました。
VSEの車内は温かみがある木目調の内装、車両愛称の由来である「ヴォールト(アーチ状の天井)」、少しだけ窓を向いた座席が特徴。展示車両となっても現役時代と変わらない美しい状態が維持され、引退した車両とは思えません。
静まり返った暗い車内で過ごすひとときは、夜行列車とは違う独特の非日常感がありました。横になって寝ることはできないため、体力を要しますが、ロマンスカー愛があればたまらない体験となります。また、希望者は消灯後にロマンスカーシミュレーターの体験も可能でした。
起床時間になると、VSEの床下からポコポコという音が聞こえてきました。VSEは展示にあたってドアの開閉ができるようにするため、床下に電動空気圧縮機(コンプレッサー)が設置されており、宿泊者はそれが起動する貴重な場面に立ち会うことができました。
起床後は海老名検車区に移動し、敷地内から出庫していく列車を見学。車庫内には小田急の車両だけでなく、乗り入れてきた東京メトロ16000系も滞泊していて、ちょうど出庫していきました。その後は館内に戻り、「ロマンスカーギャラリー」で車両を眺めながら朝食をとりました。
ナイトツアーは通常営業時よりも格段に人が少ないため、じっくりと展示車両を見学でき、人が写り込まない情緒ある写真も撮影可能。いつもと違う雰囲気も存分に味わえます。静かな雰囲気の中でロマンスカーミュージアムを楽しめる、貴重な体験となりました。





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