米中露に先駆け!?“無人戦闘機”の輸出契約を締結 既に有人機を撃墜扱いにした機体! トルコ

トルコの総合航空宇宙企業バイカルは2026年5月6日、自社が開発している「バイラクタル・クズルエルマ」無人戦闘航空機(UCAV)を2028年からインドネシアへ引き渡し開始すると発表しました。

12機をインドネシアへ?

 トルコの総合航空宇宙企業バイカルは2026年5月6日、自社が開発している「バイラクタル・クズルエルマ」無人戦闘航空機(UCAV)を2028年からインドネシアへ引き渡し開始すると発表しました。

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バイカル製の無人戦闘機「クズルエルマ」(画像:バイカル)

 バイカルはインドネシアへ12機のクズルエルマを引き渡す方針であるとしています。契約はイスタンブールで開催された「SAHA EXPO 2026」の期間中に締結されたものです。この契約には、さらに48機の無人戦闘機で構成される追加4個飛行隊分のオプション契約も含まれています。

 なお、今回のインドネシア向け契約は、クズルエルマとして初の輸出契約となります。

 クズルエルマはレーダーに映りにくい、いわゆるステルス性能を有する無人機として開発が進められています。最高速度は約900km/hで超音速機ではありませんが、ジェットエンジンを搭載し、高い機動性を備え、空母艦載機としての運用も想定されています。

 同機は、アメリカ空軍が開発を進めているYFQ-42A「ダーク・マーリン」やYFQ-44A「フューリー」と同様に、有人戦闘機と協力して空戦などを行う無人機である協働戦闘機(CCA)に近い機体です。2025年12月には、有人機のF-16をターゲットとし、トルコ国産空対空ミサイル「ギョクドアン」による有視界外射程(BVR)環境下での模擬発射で直撃判定を達成した試験の様子が公開されています。

 クズルエルマは2022年12月14日に初飛行を実施しており、現在も試験・開発段階にあります。同社は2026年中のトルコ軍への納入を予定していると発表しています。なお、予定通り運用が開始されれば、トルコ軍はアメリカ、中国、ロシアなどに先駆けて無人戦闘機を本格運用する空軍となる可能性があります。

【画像】対空ミサイルを搭載した無人戦闘機「クズルエルマ」

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