無人戦闘車両から自爆ドローンを発射!?「米海兵隊の次世代UGV」は離島防衛にうってつけかも

無人戦車「RIPSAW M5」を開発している米国テキストロン社は、海兵隊向けに小型軽量なタイヤ式無人車両を開発しました。

4連の無人機ランチャーを2基搭載

 アメリカの国防大手テキストロン社と傘下のハウ&ハウ社は2026年4月、海兵隊向けのUGV(無人地上車両)「RIPSAW M1」を初めて公開しました。同社はこれまで陸軍向けに、履帯(クローラー)式で戦闘重量10t近い大型の「RIPSAW M5」などを開発してきましたが、今回のM1はタイヤ(装輪)式となり、総重量を3t程度に抑えた小型のUGVです。

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戦闘車両とともに上陸する無人車両RIPSAW M1のイメージCG(画像:テキストロン)

 本車は海兵隊の新型水陸両用車ACVや次期偵察車両ARVと連携し、主に偵察任務を遂行することを目的に開発されました。小型軽量な車体は、海兵隊の沿岸作戦において、上陸艇などによる可搬性や砂地での高い機動性を考慮した設計となっています。

 モジュラー式の設計により、偵察・観測・目標捕捉(RSTA)や対無人機など、さまざまな任務に対応する装置や機能を持たせることが可能です。今回公表された車体上には、同社の徘徊型弾薬(自爆型ドローン)「ダモクレス」用の4連装ランチャー2基が搭載されています。

 西太平洋の島嶼部において、小規模部隊による分散型作戦を構想する海兵隊にとって、小型で多機能な無人車両はその大きな助けとなるでしょう。ドローンの普及により、ますます有人戦闘車両の生存性が脅かされる現代の戦場において、無人車両を先行させて情報収集や囮(おとり)などに用いることで、人員を危険にさらすことなく任務を遂行できる模様です。

【4連ランチャーを搭載】これが「RIPSAW M1」です!(写真)

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