厄介な自爆ドローンを低コストで撃ち落とすには? UAV「リーパー」×簡易ミサイルの“新たな使い方” 米空軍が試験

ゼネラル・アトミクス社とアメリカ空軍はMQ-9を一方通行ドローン迎撃のプラットフォームに使うことを考えているようです。

共同訓練で、日比の相互運用性を確立

 近年、シャヘドのような安価な自爆型(一方通行型)ドローンが、高価な巡航ミサイルとミックスされるかたちで長距離攻撃に多用されるようになりました。既存のハイテクな対空ミサイルで撃墜するには“安すぎる”これら自爆型ドローンを迎撃するため、各国は安価で効果的な防空手段の研究を進めています。

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長時間の滞空能力を持ち、偵察や爆撃などに活躍してきたMQ-9A。今回新たな能力として、一方通行型ドローン迎撃の役割が与えられた(画像:アメリカ空軍)

 アメリカの無人航空機大手ゼネラル・アトミクス・エアロシステムズ(GA-ASI)はアメリカ空軍と共同で、無人航空機MQ-9A「リーパー」に、低コストの対空ミサイル代用品である「APKWS(先進精密攻撃兵器システム)」を搭載するデモンストレーションを実施しました。自爆型ドローンに対する迎撃能力を検証し、「すべての射撃は完璧に実行された」と発表しています。

 APKWSは、既存のハイドラ70無誘導ロケット弾にレーザー誘導キットを追加し、簡易ミサイル化したものです。また、発展型として赤外線誘導装置を追加し、さらに攻撃精度を向上させた「APKWS II」も存在します。今回の公式発表を見る限り、レーザー誘導型が試験に用いられた模様です。

 GA-ASIのデビッド・R・アレクサンダー社長は、「APKWSは、MQ-9無人機に自爆型ドローンへの迎撃手段としての新たな価値をもたらす」と、このテストの画期的な意義について語っています。

【新たな自爆ドローン迎撃システムか?】これがMQ-9と簡易ミサイル「APKWS」の組み合わせです(写真で見る)

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