3年遅れでやってきた「ホンダの最上級SUV」強みはどこに? ファンからは待望の声 ただライバルはみんな最新型に!

ホンダの最上級SUVである「CR-V」に、待望のハイブリッドモデルが追加されました。海外でのデビューから約3年半遅れての発売となりましたが、どのような立ち位置のモデルとなっているのでしょうか。

「落ち着き」と「ハード感」が背中合わせ?

 では、より熟成が進んだ新しいCR-Vへ実際に試乗します。まず運転席からの視界は、ホンダ車らしくとても良好な印象です。

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ホンダ「CR-V」に待望のハイブリッド版が追加された(西川昇吾撮影)

 ただ、9インチのセンターディスプレイは最新モデルとしては小さく、古さを感じるポイントです。中国市場向けのモデルには、より大型のディスプレイが採用されているそうなので、ぜひ日本仕様にも装着してほしいものです。

 一方、乗り味は「RS」を名乗るだけあってスポーティな印象で、大柄なSUVながら、高速域での落ち着き感は同クラスのライバルより若干秀でていると感じました。乗り心地は、セダン的な引き締まった雰囲気。やや重めなハンドルやカチッとした手ごたえのある操作系統も相まって、全体的に落ち着き感のある1台となっています。特にロングツーリングなどでは、その良さが光るでしょう。

 また後部座席は8段階のリクライニングが可能で、空間自体も足元を中心に広々としています。身長177cmの筆者(西川昇吾:モータージャーナリスト)が座っても、楽に足を組むことができました。ただ、乗り心地はライバルに比べると若干ハード。ほとんどの人は問題にしないレベルだとは思いますが、「分かりやすくソフトな乗り心地が良い」という人にとっては気になるかもしれません。

 新しいCR-Vのハイブリッドを検討する際には、対抗候補としてトヨタ「RAV4」やスバル「フォレスター」、新型になったばかりのマツダ「CX-5」などが挙がります。これらのライバルと比べると、本モデルは上級グレードのみの展開で、価格も決して安くありません。

 反面、装備は価格に見合った充実ぶりという印象ですし、乗り味も長距離を得意とするツアラー的な性格。筆者としては、これらの強みがCR-Vを選ぶ決め手になると感じました。

【ずいぶん立派になったなぁ…】これが新しい「6代目CR-V」です(写真で見る)

Writer:

1997年生まれ、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。自動車専門誌やウェブ媒体、ファッション誌などで、新車情報からカスタムかー、旧車、カーライフお役立ちネタまでクルマに関して幅広く執筆。自身でのレース活動も行っている。

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