クマ対策は“ランダム性”がカギ! 50種の音声で威嚇する「モンスターウルフ」建設現場でも必要な理由とは?
2026年6月17日より始まった建設業界・測量業界の展示会「CSPI-EXPO 2026」のナカモトブースでは、「モンスターウルフ」という製品名のクマよけ装置が公開されていました。
なぜ建設現場にこのような装置が必要か?
ただ、今回この装置が公開されていたのはナカモトのブースです。実は、建設現場でもクマ対策の重要性が高まりつつあるとのことです。
「クマは人里に下りる際、川に沿って谷筋を移動するケースが多くなります」と代表取締役は話します。そうした場合、川にかかる橋脚の建設や橋桁の設置工事、橋梁の保守点検などを行う建設業者は、特に危険性が高くなります。
そこで、同社のモンスターウルフを、クマの通り道になりそうな獣道や谷筋に設置することで、人と野生動物の境界を明確にし、不必要な遭遇による被害を防ぐ効果があるそうです。
ここ数年、クマの増加による縄張りの拡大だけでなく、シカなどの増加による木の実などのエサ不足も、人里でクマの目撃例が増える要因になっています。また、人里で人間が育てた作物や放置された残飯などの味を覚えたクマは、その子どもの世代にも同じエサ場を教えることが多いそうで、今後も人里に下りてくるクマが大幅に減少することは当面ないとみられています。
2026年6月には、すでに栃木県宇都宮市の中心市街地でツキノワグマが出没し、大きな問題となっていました。太田精器では、こうした都市部にまで進出するクマに対応するため、音量を維持しながら特定方向にのみ音を届ける指向性の高いスピーカーを搭載した装置や、大手通信会社と連携したクマ対策システムの開発なども検討しているとのことです。
Writer: 斎藤雅道(ライター/編集者)
ミリタリー、芸能、グルメ、自動車、歴史、映画、テレビ、健康ネタなどなど、女性向けコスメ以外は基本やるなんでも屋ライター。一応、得意分野はホビー、アニメ、ゲームなどのサブカルネタ。





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