「1発数億円」のミサイルはもう限界!? 米軍が開発する「メチャ安巡航ミサイル」すでにウクライナで使用の噂も

現代の航空戦において、1発数億円もする精密誘導兵器の「枯渇」が深刻な問題となっています。その解決策としてアメリカ軍が開発を進めているのが、1発約4000万円という格安の巡航ミサイルAGM-188A「ラスティ・ダガー」です。

これまでの巡航ミサイルより一桁低い価格

 AGM-188A「ラスティ・ダガー」はこのプログラムにおける有力候補の1つであり、その要求性能は明快です。既存の誘導爆弾の弾頭よりも小さな爆弾を約450km先まで運搬できること。つまり戦闘機が敵防空圏の外側から兵器を発射し、安全距離を保ったまま攻撃を実施できる能力が求められています。

Large 20260622 01

拡大画像

駐機したF-16に懸吊されたAGM-188A「ラスティ・ダガー」(画像:アメリカ空軍)

 現代の防空システムは長射程地対空ミサイルと高性能レーダーによって構成されており、戦闘機が目標上空へ進出するリスクは年々増大しています。航空優勢を完全に確保できる状況はむしろ例外となりつつあり、攻撃機の生存性を高めるためにはスタンドオフ攻撃能力、すなわち敵の射程圏外から攻撃を加えることが不可欠です。AGM-188Aはまさにその需要に応える兵器と言えるでしょう。

 しかし、AGM-188Aの真価は射程ではありません。最大の特徴はその驚異的な低価格にあります。

 アメリカ軍が示している目標調達価格は約25万ドル、日本円で4000万円程度とされています。これは従来型巡航ミサイルの価格と比較すると実に一桁低い水準です。数億円級の兵器を消耗することに慎重にならざるを得なかった従来の航空作戦に対し、AGM-188Aは「大量に撃てる巡航ミサイル」という新しい選択肢を提示します。

【画像】これがAGM-188A「ラスティ・ダガー」です!

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス