機械メーカーからサービスソリューション企業へ 「CSPI 2026」で見たキャタピラージャパンの進化とは
キャタピラージャパンは「機械を売る」存在から「サービスソリューションを届ける」企業へかじを切ろうとしています。国際 建設・測量展「CSPI 2026」では、同社が打ち出す施策を取材しました。
1人で複数現場を担当可! スイッチングで移動時間ゼロ
ブースでは遠隔操作ソリューション「Cat Command」が展示され、カメラ映像と操作コンソールで秩父(埼玉県)のデモセンターや新潟の現場をつなぎ、幕張から現地の機械を運用する様子を実演しました。
Cat Commandのメリットは、1人で複数現場をカバーできる点にあります。別現場へスイッチングすることで、移動時間ゼロで効率的に、オフィスから安定した環境で機械を操作できます。
対応機種は油圧ショベル、ホイールローダー、ブルドーザーと多様で、これは車両側のセンサーや電子制御とシステムの親和性が高いため。前出の「320」も遠隔化が可能で、既存機のアップグレードにも有効です。
作業者の高齢化や人手不足が進む中、遠隔操作は安全や衛生、雇用環境の改善にも直結します。粉じんや騒音にさらされる現場から離れ、快適な環境で技能を発揮できる点は、若手参入のハードルを下げる要素にもなりそうです。
キャタピラージャパンは、建機の性能向上だけでなく、サービスコミットメントで“止めない現場”を支えつつ燃費保証でコストを抑え、遠隔操作で働き方を変えようとしています。





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