ハイテク戦闘機がローテク無人機に苦戦!? ドローンの欠点「遅さ」を逆手に取った“攻撃ヘリ”の逆襲
安くて遅い自爆ドローンは高性能戦闘機では迎撃できない!? 意外な兵器が迎撃の切り札として再注目されています。
実はドローン迎撃に最適!? 攻撃ヘリコプターの再評価
そこで再び脚光を浴びているのが攻撃ヘリコプターです。攻撃ヘリコプターは固定翼機と比較して著しく低速で飛行できます。巡航速度は時速200km/h程度であり、これは自爆型ドローンの速度域に近く、目標との相対速度を小さく抑えながら追尾できることを意味します。つまりドローンの速度に合わせて「伴走」しながら攻撃できるのです。
対イラン戦争ではこの特性を活かし、イランが発射した自爆型ドローンの迎撃において、AH-64「アパッチ」攻撃ヘリコプターが実戦投入されています。とりわけ有効な兵装とみなされているのが、機首下部に装備されたM230チェーンガンです。
M230 30mm機関砲はもともと地上の攻撃に適した兵装であるものの、毎分625発の連射能力を有し、空中の低速目標への射撃に適しています。さらに近年では、近接信管を備えた30mm弾の運用が注目されています。この種の砲弾は目標近傍で自動的に炸裂し、多数の破片を飛散させるため、直撃しなくともドローンを破壊できる可能性があります。小型なドローンに対して、至近弾でも効果を発揮できることは極めて大きな利点です。





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