特急車両が小田急線の「西側だけ」走行! 秦野から海老名まで「3時間半」かけて遠回り 異色の列車が運行される
小田急電鉄は、秦野駅から海老名車両基地まで、約3時間30分かけて走行する臨時列車を運行。特急車両が小田急線の「西側だけ」を走る珍しいケースとなりました。
「EXEα」が日中時間帯に相武台車庫に入線
小田急線で2026年7月20日(月・祝)に、秦野駅から海老名車両基地まで、約3時間30分かけて走行する臨時列車が運行されました。特急車両が新宿駅に乗り入れず、小田急線の西側だけを走る珍しいケースとなりました。
この列車は、小田急電鉄が実施した「EXEαで行く小田急謎の線路ツアー」の団体臨時列車として運行されたものです。
通常なら急行で20分程度の秦野~海老名間を特別行路で走り、普段は入れない留置線や引き上げ線、車庫を巡るという企画でした。
使用されたロマンスカー30000形「EXEα」は6両編成と4両編成を連結した10両編成で、2・3・6・7・8号車にツアー参加者が乗車しました。「鉄道BIG4」として知られる南田裕介さんが同乗して車内を回り、5号車ではグッズ販売も行われました。
運行ルートは定期列車ではありえない、秦野駅→小田原駅留置線→足柄車庫→小田原駅引き上げ線→新松田引き上げ線→相武台車庫→本厚木駅引き上げ線→海老名検車区。中でも足柄車庫と相武台車庫に特急車両が乗客を乗せたまま入線するのは、団体臨時列車でも珍しいケースです。
なお秦野駅では上り(新宿・千代田線方面)3番ホームから出発後、通常は絶対に行われない「上り本線から下り本線への入換」が実施されたことが特筆に値します。
相武台車庫は元々、1927年の小田急小田原線開業と同時に開設された相武台工場をルーツとする車庫で、1962年の大野工場開設に伴い工場機能が廃止され、現在は留置線だけが残っています。夜間しか車両が留置されず、今回は「EXEα」が日中時間帯に入線する珍しいケースとなりました。
海老名検車区では39番線に入線し、ツアー参加者はタラップを利用して降車しました。





コメント