新型車両1編成を導入へ 9000系リニューアルも継続 相鉄2017年度設備投資計画

相鉄グループが2017年度における設備投資計画を発表。鉄道事業では、新型車両1編成が導入されます。

新型車両の詳細は6月ごろに発表

 相鉄グループは2017年5月10日(水)、今年度における設備投資計画を発表しました。投資額は鉄道事業98億円、バス事業7億円、計105億円です。

 鉄道事業(相模鉄道)では、新型車両が導入されます。2019年度下期の相鉄・JR直通線開業と、2022年度下期の相鉄・東急直通線開業に向けて、2017年度は1編成(10両)が登場。以降も順次導入が進められます。新型車両の詳細は6月ごろに発表される予定です。

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リニューアルされた9000系電車のイメージ(画像:相模鉄道)。

 9000系電車は内装改良や車体を「ヨコハマネイビーブルー」に塗装するなどのリニューアルが継続されます。今年度は2編成20両が対象です。

 西横浜駅、緑園都市駅、弥生台駅は内外装の改修などを予定。連続立体交差事業が進む本線の星川~天王町間は、2018年度の上り線高架化に向けた工事が継続されます。

 鉄道事業はこのほか、8000系電車2編成(20両)のVVVFインバータ装置とSIV補助電源装置の更新、鶴ヶ峰駅ホームの待合室新設、二俣川駅の駅舎増築などが計画されています。

 バス事業(相鉄バス)では、変速ショックの少ないオートマチックトランスミッションを採用し、また車体を傾けて客の乗降をしやすくするタイプの新車20台を導入。ほか、2018年度の運用開始に向け、IC定期券の導入準備も進められます。

【了】

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コメント

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7件のコメント

  1. 相鉄は転換クロスシート車を入れた方が良いと思う。
    真ん中の車両なら転換クロスシート車を入れても問題にならず、JRと差別化にもなる。
    星川駅高架が終われば相鉄特急の所要時間が短縮するし、朝下り、夕方にも特急を入れた方が良い。
    後、東急目黒線や南北線、三田線、埼玉高速鉄道線は早く10両にした方が良い。

    • 埼玉高速鉄道の財務状況考えた事あんの?
      10両にするくらいなら全列車白金高輪駅折返しになるね。

    • NVAさん
      財務の前に必要なリスクこそ必要ではなかろうか?
      それに南北線永田町駅は普通に10両ホームに出来る構造になっているし、三田線も同様。
      埼玉高速鉄道の直通が無理なら赤羽岩淵駅まで10両にすれば問題なし。
      あと、埼玉高速鉄道は赤字だが、利用者を増やすなら岩槻駅まで延伸して東武野田線との乗り継ぎを強化すれば良い。
      岩槻駅以北はそこまで重要視する必要は無いが岩槻駅まで伸ばせば野田線利用だけでなく、レッズの客対策にもなる。

    • だから、事業再生ADRが行われた。借金の棒引きの上にさらに借金するの?

    • 目黒線などは8両対応までは可能なようになっていますが。

  2. だいぶズレ込んでしまったが、果たして今度こそ2019、2022の各年度でケリをつけられるかな?
    正直、怪しいと思うけどね。

  3. 東急への直通用なので、運転操作方法がこれまでと違う物になりますね。
    なので、導入されても運転士さん達の練習が行われる為、営業運転は相当先になると思います。