F-35、10万飛行時間墜落ゼロのすごさとは 開発初期は落ちて普通? ほかの機の場合

F-35戦闘機が墜落のないまま10万飛行時間を突破しました。F-15はじめほかの戦闘機と比較すると、これがどれほど驚異的な記録であるのかが見えてきます。

開発初期は普通に落ちる? F-15、F-16の場合

 まず航空自衛隊の主力戦闘機でもあるF-15は、1972(昭和47)年の初飛行後しばらく墜落は発生しませんでしたが、1975(昭和50)年に実用化を目前に1機が墜落しており、このときF-15の総飛行時間は7502時間でしかありませんでした。

 その後1977(昭和52)年に初めてパイロットが死亡する事故が発生。翌1978(昭和53)年に10万飛行時間を達成しますが、このときまでに累計10機のF-15が失われました。戦闘機は緊急脱出用の射出座席を持つため墜落が必ずしも死に繋がるとは限りませんが、それでも3名が死亡しています。

 F-15の事故はその後減少し、2016年の時点で10万飛行時間あたりの墜落数は1.93機、過去10年に限れば1.396機へ減少しています。しかしながら総飛行時間は648万5730時間にもおよぶため、125機が失われています。

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空中給油を受けるF-15E(画像:アメリカ空軍)。

 F-15が意外に墜落していることに驚く人も少なくないかもしれませんが、さらに恐ろしいのはいまもなお1000機以上がアメリカ空軍に残るF-16であり、数がけた違いに多いだけあって、1988(昭和63)年にはわずか1年で20機が墜落、2016年までに累計1069万9461飛行時間で333機が墜落しています。実用化から年間無事故であった年は2014年の1回しかありませんでした。F-16の10万飛行時間当たりの墜落数は3.11機ですが、過去10年に限ればF-15と比べても遜色ない1.55機へ減少します。

 なお敵対行動によって撃墜されたF-15は3機、F-16は6機のみであり、いずれも空中戦で撃墜されたものはありません。

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コメント

7件のコメント

  1. とはいえ、一度でも落ちたら全部が水の泡ですからねぇ。特に軍用機の場合。

  2. 最近、軍事系の記事が多くないか?

  3. 例の機材はどうかとおもい検索すると、

    「米海兵隊は1日までに、2012米会計年度(11年10月~12年9月)から16会計年度(15年10月~16年9月)の5会計年度の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイのクラスA事故率について、10万飛行時間当たり3・44件だと琉球新報に回答した。」

    とのこと。

  4. 落ちて普通?か、危ない乗り物なんだね

    • あまりにも不謹慎なタイトル、ではありますね。民間機も試験飛行なら墜落して当然、とも読み取れます。ちなみに自衛隊のF-2も実用機が1機事故で大破していますし、US-2も訓練中にエンジン脱落で喪失しています。今のところ自衛隊機で全機無事故で退役したのは川崎P-2Jのみ(YS-11も着陸事故で除籍)。

    • 私ら一般人がF-35に乗って飛行することはありません。安心してください。(一般人は単座戦闘機を操縦しない)

      V-22はもしかしたら災害時などに乗せられることがあるかもしれません。覚悟(?)してください。(私ならそんな時は乗る)

  5. 今は2018年11月なんだが

    野ざらしでいいのか?これ

    なんか修正コメ入れておいた方がいいんじゃね? 関 賢太郎(航空軍事評論家)さんよ

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