フランクフルトはEV祭、ただしコンセプトばかり 直近数年、量販車の行方は…?
EVコンセプトカー、量販までにはあと2世代?
BMWは、新型の「X3」と「6シリーズグランクーペ」を発表。そして量産を期待させる「コンセプトZ4」と「コンセプトX7 iパフォーマンス」「コンセプト8シリーズ」も登場。
メルセデス・ベンツは新型「Sクラス」の「クーペ&コンバーチブル」、ピックアップトラックの「Xクラス」を発表しています。
ほか、スズキからは新型「スイフトスポーツ」が世界初披露となり、。ジャガーのブースには7月に発表されている新型SUV「Eペイス」が飾られていました。
夢いっぱいのEVコンセプトに目が奪われがちになりますが、冷静になって考えれば、そうしたコンセプトカーが実際に街を走り出すのは、まだまだ先の話。発売のターゲットとして各社おおむね「2025年」という数字を挙げていますが、8年も先であり、量産車のライフサイクルを考えると、下手をしたら2世代ぶんもの時間があります。
その間を埋めるのは、当然エンジンを搭載したクルマたち。そして今回の「フランクフルトモーターショー」では、そうした新しいエンジン車が数多く登場していたのです。
EVは夢のある話ですが、当分のあいだは、従来どおりのエンジンを搭載したクルマが中心になる。そんな現実を感じることのできた「フランクフルトモーターショー」でした。
【了】
電気自動車は原発利権の物だと言える。
その点ではパリ協定も原発利権協定なのは確かだし、天然ガス車でも充分だと言える。