JALがモンベルと包括協定締結、環境教育などを強化 地域活性化にさらなる意気込み
JALが、アウトドアメーカーのモンベルと地域活性化における包括協定の締結を発表しました。JALは今後、環境教育などを通した地域活性化への貢献、モンベルとの共同商品の開発などに取り組みます。
地域活性に「日本人、外国人関係ない」
同日行われた会見で、JALの藤田副社長は「JALはこれまでにも(他社と)地域活性化のお手伝いをしてきて、異業種の会社がお互いを思いやりながら行っていくことの大切さに気づきました。一社でやるよりも深みが出ます。競争よりも協調です」と話しました。
ビジネス面での連携について藤田副社長は、「『SEA TO SUMMIT』などの地域活動に、JALの翼を提供することで、より多くの人が参加できます。マイルを使ったチャンスも一緒に考えていきたいです」としました。また、昨今急増するインバウンドについて「地域活性には日本人、外国人は関係がありません」と参加に期待を寄せました。
モンベルの辰野 勇 代表取締役会長は「JALに期待することは山のようにあります。アウトドア用品はかさばるので(輸送に)一番困っていました。レギュレーションなどの問題もありますが、これらを飛行機に載せられるようになれば(便利になります)」とし、地域活性化については「地元との交流が大事。(交流を大事にすると)人とムーブメントの化学反応が起こって、地域が元気になります」と話しました。
なお会見には、藤田副社長、辰野会長ともにモンベルのアウターを着て参加。お互いに笑顔で「似合っていますね」と声を掛け合っていました。
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