「住むなら京成沿線」と思わせる10の理由 パンダ、寅さん、成田空港!

「京成は遅延が少ない」、実際は

【3位】遅延が少なく、回復も早い、座りやすい

 京成電鉄は住宅情報サイトやネットのコミュニティなどで「遅延が少ない」「回復が早い」と好評でした。「京成が止まらない限り、それは自然災害ではない」というジョークも見かけます。利用者の皆さんは、なんとなく「京成は遅延が少ない」と感じているようです。

 実際はどうでしょうか。データを見つけました。2017年12月に発表された国土交通省の資料「東京圏(対象路線45路線の路線別)における1か月(平日20日間)当たりの遅延証明書発行日数状況(平成28年度)」についても、「10」以上の路線が多いなかで京成電鉄は「8.8」。1桁台に収まっています。

 2015年3月に開催された国土交通省の「第7回 東京圏における今後の都市鉄道のあり方に関する小委員会」で配布された「遅延対策ワーキング・グループ 報告資料」です。2014年9月~12月、平日通勤時間帯に10分以上遅延した回数の比較では、京成本線(支線を含む)は45路線中38位。下から8番目でした。

 列車の遅延は混雑区間が長いほど発生しやすく、相互直通運転では直通先の影響を受けます。遅延回数の少ない路線10位のなかで、7路線は相互直通なし。残り3路線は互いに乗り入れている京成、京急、都営浅草線でした。強い遅延回復力がある相互直通と言えそうです。

 2017年12月に発表された国土交通省の資料では各社の遅延対策も紹介されています。京成電鉄は千葉線・千原線の4両編成を6両編成に増やしているとのこと。乗客を分散させて混雑を緩和し、停車時間の延長を防いでいるといえます。利用者の意見のなかに「日中の電車は座りやすい」が目立ちました。これも車両数を増やした効果だと思われます。

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コメント

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10件のコメント

  1. これまでの10の理由シリーズで一番苦しい

  2. パンダ❗だったら、フィアットパンダ❗がいいですね☀

  3. 遅延が少ないってのは嘘だ。一度遅延すると対処が壊滅的でヤバいのが京成線。
    遅延が少ないってのは新京成。

    • 大幅な遅延が少ないのは本当だと思います。5分程度の遅れならば確かにありますがね。毎日京成本線で通ってますが、人身事故等での運転再開はJRよりも早いですよ。

  4. ひどい記事だな

  5. スカイアクセスも一段落したことだし、そろそろ本線ダイヤの改良に着手すべきではないか。

  6. うーん、この記事なげやり感半端ない。

  7. やはり、オタクと一般人の感覚は違うんだなぁと感じさせる記事でした。

  8. 鉄ちゃんがヲタ目線で提灯記事書いたらこうなるって感じですね。

    • 安心しろ。これが京急だったら桁違いにヲタの視点が酷くなる。狂喜乱舞するのは真理教徒の馬○どもだけだ。