新編陸上自衛隊、どう変わった? 創設以来最大規模、目指したものは更なる「速さ」

2018年4月、陸上自衛隊が大規模な組織改編を実施しました。AAV7、MV-22B「オスプレイ」、16式機動戦闘車といった新しい装備も配備されます。具体的にどのように変わったのか、その背景を含め解説します。

日本版海兵隊「水陸機動団」誕生の背景

今回の大改編のもうひとつの目玉が「水陸機動団」の創設でしょう。

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4月7日、相浦駐屯地にて開催された水陸機動団新編行事の様子。2100名が配属された(2018年4月7日、菊池雅之撮影)。

 2018年現在、中国は軍拡を押しすすめています。2隻目の空母の完成、ステルス戦闘機J-20の配備など、東アジア全体のミリタリーバランスを大きく変える状況にあります。

 日本の南西諸島部が奪われる可能性すら出てきました。事実、尖閣諸島周辺では、毎日のように中国公船による嫌がらせに近い示威行為が行われています。また宮古島周辺を中国海軍が行き交い、中国軍機が飛行することも珍しくなくなりました。

 東西冷戦当時、仮想敵国ソ連を目前に控えていた北海道が最前線でした。そこで、当時最新式であった90式戦車を配備し、普通科(歩兵)、特科(大砲)などを装甲車化するなど、北方重視の防衛体制を構築してきました。その一方、沖縄本島以南には、陸自は部隊を配置していませんでした。

 九州・沖縄地域を防衛警備する西部方面隊は、南北1200km、東西900kmと方面隊のなかで最も広大なエリアを担当しています。そのなかには、有人、無人合わせて2600個もの島々があります。これらすべてに部隊を配置する事は現実的ではありません。そこで、敵が日本へと侵攻してくる兆しを見せたら、輸送艦に飛び乗り、島嶼部へと速やかに進出する部隊が必要となりました。時すでに遅く、敵の手に落ちてしまったとしたら奪還しなければなりません。

 こうした任務に当たるため、島嶼防衛部隊を作りました。それが2002(平成14)年3月27日に相浦駐屯地(長崎県佐世保市)に誕生した西普連こと、西部方面普通科連隊です。

 西普連は米海兵隊の下、水陸両用戦をイチから学んでいきました。さらに部隊を拡大し、まるで米海兵隊のような組織を作ることが決まりました。それが、今年3月27日に誕生した水陸機動団です。4月7日、司令部のある相浦駐屯地にて、山本朋広防衛副大臣より初代団長を務める青木伸一陸将補へと隊旗が授与されました。

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コメント

2件のコメント

  1. 野党が渋ったせいで何回も見送られたのかと思うと切なくなる

  2. レ○プ総隊ったら?あるいは慰安総隊。

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