新編陸上自衛隊、どう変わった? 創設以来最大規模、目指したものは更なる「速さ」

2018年4月、陸上自衛隊が大規模な組織改編を実施しました。AAV7、MV-22B「オスプレイ」、16式機動戦闘車といった新しい装備も配備されます。具体的にどのように変わったのか、その背景を含め解説します。

「速さ」目指す改編を体現、即応機動連隊と16式機動戦闘車

 師団や旅団も大きく変わります。今後5年間をかけ、7つの師団や旅団について、機動展開能力を高めた機動師団及び機動旅団へと改編されます。

 手始めに、今年度より、第8師団(北熊本)と第14旅団(善通寺)が機動師団・旅団とされました。これにともない、第8師団の第42普通科連隊を第42即応機動連隊に、第14旅団の第15普通科連隊を第15即応機動連隊としました。

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第8師団改編行事にて、福田政務官より第42即応機動連隊旗が授与された(2018年3月31日、菊池雅之撮影)。
第42即応機動連隊の新しいシンボルマーク(2018年3月31日、菊池雅之撮影)。
第8師団の第8戦車大隊は廃止され、その代わりに第42即応機動連隊に16式機動戦闘車が配備された(2018年4月22日、菊池雅之撮影)。

 機動師団/旅団化ということで、移動に時間がかかる戦車や大砲を潔く廃止しました。その代わりに、即応機動連隊のなかに機甲科や特科といった諸職種部隊をパッケージ化し、即応能力を高めたのです。部隊の編成は、「連隊本部」及び「本部管理中隊」、「第1中隊」「第2中隊」「第3中隊」「機動戦闘車隊」「火力支援中隊」となります。これまで師団にあった戦車の代わりとなるのが16式機動戦闘車です。「機動戦闘車隊」に配備されました。一般道を100km/hで自走でき、C-2輸送機にも搭載可能です。

 新編された各部隊は、錬成訓練に入っています。陸上総隊は、「水陸機動団演習」として早速、陸海空統合訓練を実施します。5月8日から護衛艦「ひゅうが」や輸送艦「しもきた」に水陸機動団を乗せ、5月末に種子島(鹿児島県)で大規模な上陸演習を実施します。

 ふたつの即応機動連隊も、実弾射撃を含んだ訓練が計画されています。今年の8月には、富士総合火力演習に参加する予定です。

 新生陸上自衛隊は、大きく動き出しました。

【了】

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コメント

2件のコメント

  1. 野党が渋ったせいで何回も見送られたのかと思うと切なくなる

  2. レ○プ総隊ったら?あるいは慰安総隊。

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