「リムパック2018」はここに注目! 米海軍主催の合同軍事演習、その概要と要点

「リムパック」とは、米海軍が主催し多くの国の海軍などが参加する、2年に1度の大規模な軍事演習のことです。2018年の同演習には、日本からも海自と陸自が参加します。その目的と、注目すべきポイントを解説します。

「リムパック2018」の注目点は対中国?

「リムパック2018」は6月27日(水)から8月2日(木)にかけて開催される予定で、参加兵力は艦艇47隻、潜水艦5隻、航空機約200機、人員約2万5000人以上です。日本からは、まるで空母のようないでたちの海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦「いせ」と、潜水艦を探し出すP-3C対潜哨戒機、さらに陸上自衛隊の部隊も参加して、陸海合わせて約630名が参加する予定です。

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陸上自衛隊の12式地対艦ミサイル。三菱重工製で、全長約5m、重量は約700kg(画像:陸上自衛隊)。

 そのような今年のリムパックの注目点としては、まず陸上自衛隊とアメリカ陸軍が連携するはじめての地対艦ミサイル共同発射訓練が挙げられます。

 地対艦ミサイルとは、地上から遠い海に浮かぶ敵の艦艇を攻撃するミサイルで、今回陸上自衛隊は射程200kmを誇るともいわれる最新鋭の12式地対艦ミサイルをリムパックに参加させることになっています。一方で、この訓練で陸上自衛隊と連携するアメリカ陸軍は、実はこれまで地対艦ミサイルを運用した経験がなく、近年の中国による海洋進出などを念頭に地対艦ミサイルの必要性が高まったことから、200kmという射程を誇るとされる対艦ミサイル「NSM」を運用することになりました。ここで重要なのが、アメリカ陸軍がこうした地対艦ミサイルを運用した経験がないという点で、そのため地対艦ミサイルを長年運用してきた陸上自衛隊と連携することで、そのノウハウなどを得たいと考えているようです。

 また、この地対艦ミサイル発射訓練においては、より遠距離の敵を発見して攻撃するために、海上自衛隊やアメリカ海軍の艦艇や航空機などが見つけた標的を陸上自衛隊やアメリカ陸軍に共有するということも行われる予定で、これは中国の海洋進出という問題をかかえる日本にとって、日米の連携が促進される非常に大きな機会となりそうです。

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コメント

1件のコメント

  1. 確かイギリスが1986年から飛び飛びで参加している。

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